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2018年5月

2018年5月30日 (水)

ウェイウェイさん IN 「恒例・鎌倉歐林洞でのライブ」

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」
第392回 ウェイウェイさん IN 「恒例・鎌倉歐林洞でのライブ」
 
 
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※画像は6/8(金)ワールドミュージックナイト5のフライヤーです。
 
 
今回は「恒例・鎌倉歐林洞」でのライブの模様をレポートします。
 
その前に、こちらも「恒例」(?!)の「閑話休題」を。
 
ウェイウェイさんの「言い間違い」をネタにすることの多いこの「閑話休題」ですが、明らかに「外国語だから」という間違いと「ウェイウェイさんだから」という間違いの2種類があります。
今回は、明らかに「ウェイウェイさんだから」の間違いです(笑)。
 
先日、ウェイウェイさんから電話がかかってきて、こう言われました。
「新しいスタジオで使いたいので、『突っ張り棒』を買ってきてもらえますか?」
もちろん、「了解です」と、答えたのですが、なんのために必要かという説明の後、こう言われました。
「〇〇用として、100メートルの突っ張り棒を買ってきてください」
 
明らかに、単純な言い間違いなのですが、私は思わず、本当に100メートルの突っ張り棒を想像してしまい、大笑いしてしまいました。
すると、ちょっと不機嫌な声に変わったウェイウェイさん。
「なぜそんなに笑うんですか?!」
私は、「いやあ、100メートルの突っ張り棒は売ってないでしょう〜」
と言うと、
「売ってますよ、〇〇というお店で売っています」
と、ちょっと語気が強め。
普段のウェイウェイさんなら、私の言い方に気がついて、自分の言い間違いをあっさり、いつもの「あっはははは〜」と笑って誤魔化されるのですが、今回はちょっと違っていました。
 
ここからが、「ウェイウェイさんだから」なのですが、ウェイウェイさんは「何か」に集中していると私のような凡人には分からない思考回路に入ることが良くあります。
電話の向こうのウェイウェイさんの頭の中は、すでに「突っ張り棒」の話は終わっていて、「何か」次のことを考えている感じでした。
 
そうなると、私にはウェイウェイさんの頭の思考速度に付いていけません。
ウサイン・ボルトと100メートル走を戦うようなものです。
「100センチの間違いですよね?」
と言うと、「そうです!」と、すでに相手にされません。
私もそれ以上は何も言わず、100メートルの突っ張り棒の横をウサイン・ボルトが駆け抜けるのを想像しながら、私はあっさり負けを認めて、電話を終了しました(笑)。
 
ーーー
 
さて、鎌倉のご報告です。
 
鎌倉歐林洞でのライブは今年で8回目(多分)です。
もうすっかり定着し、とても素晴らしい響きの会場で、どこかクラシカルな雰囲気もあり、毎回ウェイウェイさんはバイオリンを弾きたがります。
もちろん、今回も演奏しました。
 
先日の来日27周年記念の「ウェイウェイmeetsルーツ~来日27周年記念バイオリンライブ」を実施したばかりなので、今回は「久しぶり」という感じではありませんでした。
 
もちろん、「新品でも中胡」も弾いたので、「二胡」「中胡」「バイオリン」ととても贅沢なライブになりました。
演奏時間の関係で、今回は「歌」の曲は入りませんでした。
 
今年はツアーを実施していないので、WeiWei's Cafe以外での会場のライブは久しぶりでした。
 
気のせいかもしれませんが、どことなくウェイウェイさんも「久しぶり感」があって、しかも途中休憩を挟んでの2部構成だったので、衣装はどちらも「お初」でした。
 
もう一つ、構成の関係で面白かったのは、「月光」がアンコールだったことでした。
 
見ていた私はもちろん、ウェイウェイさんも気にならず、「アンコールの『月光』」も興味深く聞けたのですが、終演後ピアノの森丘さんが言いました。
 
「アンコールで『月光』を演奏すると、メインディッシュのお肉のあとに、デザートにお肉が出てきた感じがします」
 
面白い表現だとは思ったのですが、いやいや、それも有りだと思います。
ウェイウェイさんが「気にならない」のは、お肉が大好きだからということでは無いと思います(笑)。
 
ーーー
 
たっぷりと演奏を終えて、楽屋に戻ると、ちょうど日本に来ているご両親にもご来場いただいていたので、楽屋にいらっしゃいました。
 
ウェイウェイさんの「音楽の師」であるお父様が、入ってきてすぐに大きな声で中国語(上海語?)で何かをウェイウェイさんに言いました。
全く私には何を言っているのか分かりませんでしたが、聞いたウェイウェイさんの雰囲気で分かりました。
 
あとで、ウェイウェイさんに「何を言っていたのですか?」と聞くと、
「私のコンサートで、今までで最高の内容だった!」
と、「べた褒め」だったらしいです。
 
やっぱり、「師」と仰ぐ方からの褒め言葉は嬉しいものですよね。
音楽にはとても厳しいお父様なので、それを言うウェイウェイさんの顔も、本当に嬉しそうでした。
 
ーーー
 
さて、今週末は伊勢でのコンサートです。
 
ある意味で、「日本を代表する場所」でのコンサートは、また格別なものになると思います。
もちろん、伊勢神宮にも参拝する予定にしています。
 
神聖な場所を大切にしているウェイウェイさんの演奏が今から楽しみです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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(2018.5.30)  
 
 
 

2018年5月23日 (水)

ウェイウェイさん IN 「二胡プレイヤー、セミプレイヤーのための特別講座」

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」
第391回 ウェイウェイさん IN 「二胡プレイヤー、セミプレイヤーのための特別講座」
 
Worldmusic_vol5
※画像は6/8(金)ワールドミュージックナイト5のフライヤーです。
 
 
今回は「二胡プレイヤー、セミプレイヤーのための特別講座」のご報告です。
 
その前に、先日行われた「WeiWei's Cafeオープンマイク」での模様を少し。
 
第2回目のオープンマイクでは、WeiWei's Cafe店長率いる「WeiWei's Cafe Band」でモンゴル800の「小さな恋のうた」が演奏されました。
前回の椎名林檎の「丸の内サディスティック」同様、ウェイウェイさんの知らない曲です。
もちろん、さすがのウェイウェイさんなので、当日2回程度合わせただけで、バンドのメンバーに細かく指示を出し、Voのクミさんとの掛け合いなどもバッチリでした。
 
演奏後のウェイウェイさんのTALK。
「『モンゴル800』って、なんですか?
『嘘800』?!
お尻が青いんですか?!」
と、わけわからない事を言って、会場は大爆笑でした(笑)。
 
もちろん、オープンマイクなので来場者のみなさんが演奏し、予定時間を大幅にオーバー。
最後には、来場者の方からのリクエストで、ウェイウェイさんとクミさんによる、「SAKURA/17」で大喝采。
今から次回のオープンマイクが楽しみです。
 
ーーー
 
さて、今回は先日行われた「二胡プレイヤー、セミプレイヤーのための特別講座」をご報告します。
 
上記のオープンマイクもそうですが、シリーズで実施されている「実験室」など、とにかく今年は「二胡をみなさんが気軽に楽しく演奏する」ということを念頭に活動しています。
 
そんな中、二胡をライブなどで演奏する際のステージング、スタイル、音響などの注意点等のご質問を多く頂いており、そこで、急遽特別講座を実施しました。
 
メルマガのみでの告知だったのですが、すぐにたくさんの応募をいただき、当初の予定人数をあっという間にオーバーしてしまい、慌てて締め切りました。
二胡を演奏する方々が、確実にその場を広げているのを実感しました。
 
そして当日。
ウェイウェイさんも気合い充分なのか(笑)、定刻よりもずいぶん早く来て準備に入りました。
 
そして、定刻にスタート。
基本的に時間軸に沿って、本番日よりもずっと前の、準備段階からリハーサル、そして当日の心構えや必要なことなどを次々に説明していきます。
 
演奏する曲目の決め方や曲順、練習の注意点などきめ細やかに説明し、会場はまるで熱心な生徒の集まる「塾」のようで、みなさんウェイウェイさんの説明を聞きながら「ノートを取って」いきます。
ウェイウェイさんも時折、塾の先生のように生徒を指名して「どう思いますか?」など、とても熱のこもった教え方で、あっという間に予定時刻が過ぎ、大幅にオーバーしてしまいました。
 
ーーー
 
特別に今回の講座のメニューをお知らせすると、
1.ステージにあがるまでの準備
 ・曲目の決め方
 ・ライブの内容によっての事前リハーサルのやりかた(時期や進め方など)
 ・当日までの練習方法
 ・衣装の決め方
 ・当日のリハーサルについて(音響含む)
 ・その他
2.本番日、ステージでのパフォーマンス等
 ・本番に向けての心構え
 ・ステージ上のパフォーマンスでの注意点
   →演奏上の注意点
   →表情や目線
   →動き
 ・その他
3.質問コーナー
 ・みなさんの日頃の疑問やお悩みなどをご質問ください。
 
いかがですか?
 
最後には、早速、本番同様の気持ちで、全員でウェイウェイさんのオリジナル曲「新天地」を演奏し終了しました。
 
終了後みなさんからの声をいただきました。
みなさん、とても満足されたようで、「すごく勉強になりました!」と言っていただくことができました。
 
今回スケジュールが合わずお申し込みいただけなかった方のためにも、近日中にまた企画したいと思っています。
今回ご参加できなかった方も、ぜひウェイウェイさんの「リアルな感覚」での演奏スタイルを勉強してみてください。
新しい感覚で二胡を演奏できること確実です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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(2018.5.23)  
 
 
 

2018年5月16日 (水)

ウェイウェイさん IN 「二胡で奏でるロックバラード集」

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」
第390回 ウェイウェイさん IN 「二胡で奏でるロックバラード集」
 
Worldmusic_vol5
※画像は6/8(金)ワールドミュージックナイト5のフライヤーです。
 
 
「二胡の実験室」と題されて実施されているシリーズの第4弾、「二胡で奏でるロックバラード集」が実施されました。
 
二胡は今でも「中国の伝統楽器」と思われ、二胡とロックがリンクしない方も多いと思います。
しかし、伝統を大切にしつつ、ウェイウェイさんは「二胡奏者」として、「二胡の可能性」をずっと追求しています。
 
もっとも人の声に近いと言われることも多い「二胡」。
そんな「二胡」だからこそ、どんな楽曲にもその魅力を表現することができるのです。
 
今回の「二胡の実験室〜二胡で奏でるロックバラード集」では、まさしくそんな「二胡の可能性」を感じることができた素晴らしいライブになりました。
 
ーーー
 
「二胡の実験室」は、本当に「実験室」です(笑)。
 
毎回、ウェイウェイさんはもちろん、一緒に演奏していただいているミュージシャンの方も、「理科の実験室」同様に(笑)、「ここをこう弾いたらどうなるか」「これをどうやって表現した良いのか」など、試行錯誤の連続です。
実際の本番で弾かれる曲だけではなく、その倍以上の候補曲からリハーサルで四苦八苦して、選曲されます。
 
やはり、「オリジナル」が存在していて、名曲ばかりの中からの選曲なので、聞く方々にも思い入れがあるし、それをどうやって二胡で表現していくのかのトライです。
 
今回の演奏した曲の中で、特筆したいのは、Stingの「Shape of my heart」です。
 
ウェイウェイさんは、Stingが大好きで、ライブにも行っているし、自身のアルバムにも「Fragile」を「初恋」というタイトルで中国語歌詞を付けて歌でカバー収録しています。
 
私もStingは大好きでその中でも、この「Shape of my heart」は映画「レオン」の主題曲ということもあって、ベスト1とも言うほどに好きな曲です。
 
ウェイウェイさんが言っていました。
「この『Shape of my heart』は大好きな曲なのですが、あのギターのイントロが始まった瞬間にその世界に入っていき、Stingの歌をどうやって二胡で表現したら良いのか、とても難しくて、何度もトライしています」
 
実際、リハーサルでは、ファルコンさんの弾くギターのイントロに載せて、二胡で演奏したり、中胡で試したり、そしてキーを変えてまた二胡で中胡でと、いろいろと試しました。
そして、最終的に「このキーで、二胡で演奏するのが『現状』では一番良い」というところまで行って、本番で演奏しました。
 
これこそ「実験室」そのもので、ウェイウェイさんの目標である「単に名曲を二胡で弾く」だけではなく、「二胡だからこそ」の演奏を目指していて、とても素晴らしいと思いました。
終演後も、ウェイウェイさんは「納得」はしていないようで、まだまだこのトライは「継続」していくつもりのようでした。
 
ーーー
 
面白かったのは、ウェイウェイさんを「ロック」の世界に導いた(?)、ファンキー末吉さんの作曲した「ランナー」でした。
ご存じ、ファンキー末吉さんは爆風スランプでドラムを担当し、あの名曲「ランナー」を作曲した人で、「五星旗」というバンドでウェイウェイさんが二胡を弾いていました。
 
ただ、これもご存じのように、「ランナー」は「バラード」ではありません。
まさしく「実験室」。
「ランナー」をバラードにして演奏しました!
 
お客様はもちろん、「原曲とぜんぜん違う!」と、とても驚いていたようですが、こちらも素晴らしい「バラード」になっていました。
 
そしてもう一つ、これは曲というよりTALKで面白かったのは、今回も「天の声」が参加したのですが、「天の声」の担当者にとても馴染みの深い「プリンセス・プリンセス」の「M」を演奏した時、
「この曲は、『天の声』さんの親戚の方の馴染みの深い曲で、『プリンス・プリンス』の曲です」
と言いました。
 
これには会場も大爆笑。
「天の声」も「それでは男性のバンドになってしまいます!」と、慌てていました(笑)。
 
ーーー
 
1曲目に演奏されたのは、マイケル・ジャクソンの「スリラー」。
お馴染みのイントロで、ウェイウェイさんは「ワオ!」(?!)という感じの「奇声」を発し、多分マイケルの真似なのでしょうが、それだけで会場は一気に「ロック」(笑)。
 
最初のTALKでも、いきなり「サンキュー!」と、あくまで「ロック系」で、本当に盛り上がりました。
 
本編最後には「We are the World」で、大いに盛り上がり、お客さんも総立ちで終了しました。
 
今回の曲目からどの曲をレコーディングして、譜面化するかは今後決まっていきますが、二胡を弾く方も弾かない方も、今後の発表をお楽しみに!
 
最後に、演奏曲目をご報告して、今回のレポートを終了します。
 
・スリラー(マイケル・ジャクソン)
・オープン・アームズ(ジャーニー)
・ティアーズ・イン・ヘヴン(エリック・クラプトン)
・Your Song(エルトン・ジョン)
・M(プリンセス・プリンセス)
・ランナー(爆風スランプ)
・Livin' on a Prayer(ボン・ジョヴィ)
・Shape of my heart(Sting)
・Without You(バッドフィンガー/ニルソン)
・We are the World(USAフォー・アフリカ)
・木蘭の涙(スターダスト・レビュー)
 
次回の「実験室」は7月に「映画音楽/ミュージカル」編を予定しています。
お楽しみに!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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(2018.5.16)  
 
 
 

2018年5月 9日 (水)

ウェイウェイさん IN 「WeiWei meets ルーツ〜来日27周年記念Violin Live」

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」
第389回 ウェイウェイさん IN 「WeiWei meets ルーツ〜来日27周年記念Violin Live」
 
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※画像は5/14(月) 二胡の実験室Vol3.二胡で奏でるロックバラード集のフライヤーです。
 
 
27回目の来日記念日に実施されたウェイウェイさんの「ルーツ」であるバイオリンのライブ、とても楽しみました。
今回はそのご報告です。
 
ご存じのように、文化大革命の時代、ウェイウェイさんはカーテンを2重に引いて、音が外にもれないように、禁じられていた「西洋楽器」の「バイオリン」の練習をしていました。
もちろん、子供用のバイオリンは販売しておらず、なんと、お父様とそのお友達が子供用のバイオリンを手作りし、そのバイオリンで練習していました。
 
その後、文化大革命が終了し、ウェイウェイさんは日本の東京芸術大学のような、国立の音楽の最高学府である「上海音楽学院」の第1期生としてその付属小学校に入学しました。
そこで徹底的な英才教育を受けて、バイオリニストへの道を歩み始めました。
 
それこそが、ウェイウェイさんの「ルーツ」です。
 
ーーー
 
全曲バイオリンのみを演奏する企画です。
登場してすぐに、メドレーでアイリッシュの曲から始まりました。
まずは、ウェイウェイさん独奏から始まり、今回もご一緒したピアノの森丘さんが加わって、まるで映画の「タイタニック」での1シーンが浮かぶような楽しい演奏になりました。
 
そして、TALK。
 
27年前の当日、初めて日本に着いた日のその時間、ちょうど成田から京成線に乗って初めて住んだ、池袋の少し先の「東長崎」での話や、初めて見る日本の印象などの話で盛り上がりました。
 
その後、「ユーモレスク」「タイスの瞑想曲」などのクラッシックの曲や、自身の作曲でアルバムでもバイオリンを弾いている「From Beethoven to Mao」や、一般発売はしていませんが、ある企業のために制作したアルバムで演奏した「Dance me to the end of love」などが次々に演奏されました。
 
もちろん、その後も曲の間のTALKでは、その曲に関連する話や冒頭に書いたような、自分のルーツの話が披露されました。
 
今、ウェイウェイさんのご両親が日本に来ていて、ご両親もライブを楽しんでいました。
特に、「手作りのバイオリン」の話のときには、
「今日は両親が来ているので、今の話を少し中国語で話します」
と言って、中国語でお父さんに説明しました。
 
すると、お父様は満面の笑顔。
それを超満員のお客様も見て、盛大な拍手が送られました。
 
面白かったのは、ウェイウェイさんが子どもの頃、お父様からとても厳しく練習をチェックされていて、ある日時計を少し進ませて練習をサボったことがあるエピソードを紹介しました。
それを、お客様に言った後、ウェイウェイさんは
「これは、中国語に通訳しません!」
と言って、爆笑をもらいました(笑)。
 
今年「生誕50周年」を迎えるウェイウェイさんですが、やはり今でも「音楽の師」であるお父様が少し怖いのかもしれませんね(笑)。
 
ーーー
 
その後も、フィギュアスケートの荒川静香さんで有名な「You Raise Me Up」や、今年大ヒットした映画「The Greatest Showman」の劇中歌「Never Enough」などを演奏し、本編最後には、オリジナルの「Dancing Seven」を演奏しました。
 
ウェイウェイさんは、その都度「バイオリン」と「二胡」との違いや、共通性なども話しました。
私の個人的な印象として、そんな話を聞いていて思ったのは、ウェイウェイさんにとって「二胡との出会い」そして「二胡奏者」になったのは、なんとなく「必然」のような気がしました。
ウェイウェイさんがバイオリンの英才教育を受けて、だからこそ二胡の新たな可能性を追求できるのだと感じました。
 
アンコールでは、なんと二胡の最も有名な曲の一つ「賽馬」をバイオリンで演奏。
例によって、最後の「いななき」の部分もバイオリンで(笑)。
これはこれで、面白かったです。
 
そして、その後、サプライズで、「27」と数字の蝋燭が立てられたケーキをWeiWei's Cafeからプレゼント。
思わず、森丘さんが「Happy Birthday」を演奏しました。
森丘さんが、「ちょっと違うけれど、思わず弾いちゃいました(笑)」と言い、お客さん全員で合唱。
ウェイウェイさんがとても嬉しそうな笑顔で蝋燭を吹き、大拍手でした。
 
感謝の言葉の後、最後には「パイレーツ・オブ・カリビアン」を演奏し、ライブは幕を閉じました。
 
ーーー
 
その後は恒例の、お客様も参加の打ち上げで、さらにおおいに盛り上がり、ウェイウェイさんの来日27周年も無事に終了しました。
 
ウェイウェイさんもずっととても嬉しそうに過ごし、ご両親と一緒にWeiWei's Cafeを後にした一日でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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(2018.5.9)  
 
 

2018年5月 2日 (水)

ウェイウェイさん IN 「来日記念日」

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」
第388回 ウェイウェイさん IN 「来日記念日」
 
180514
※画像は5/14(月) 二胡の実験室Vol3.二胡で奏でるロックバラード集のフライヤーです。
 
 
「ゴールデンウィーク真っ最中の5月3日。
このブログをお読みの方は、その日がなんの日かご存じですよね!?」
 
多分、こんな感じの書き出しで、毎年5月3日の「来日記念日」をお伝えしていると思います。
 
 
今年の5月3日は来日27周年です。
 
ウェイウェイさんは、5月3日を過ぎて、多分、必ずどこかでこう言うでしょう。
「今年、来日27周年を迎えました。
何歳の時に来たか、聞かないでください。
すごく若い時に来ました(笑)」
 
そして、続けてこう言うでしょう。
「いつの間にか、上海で過ごした時間より、日本で過ごした時間のほうが多くなりました。
そこで、足し算をしないでください(笑)」
 
そうです、毎回おなじみのライブ時のTALKです。
 
間違いなくそう言うと思いますが、今年の年賀状で、ウェイウェイさんはこう書きました。
「今年は『生誕50周年』の年です。
(カミングアウトしてしまいました〜!)」
 
そう、自ら「カミングアウト」してしまったので、いまさら上記のようなTALKをしてももう手遅れです(笑)。
 
でも、心優しいこのブログの読者の方々は、そんな手遅れTALKを聞いても、きっと心優しい笑い声で応えてあげることと思います(笑)。
 
ーーー
 
ああ見えて、とても「イベント好き」=「お祭り好き」なウェイウェイさんなので、毎年の「来日記念日」にはいろいろな企画を立てています。
 
ウェイウェイさんが自由に遊べる空間「WeiWei's Cafe」ができたので、今年はなんと
「私のルーツのヴァイオリンのライブをやりたいです」
と、例によっての突然の宣言。
本当にウェイウェイさんは、人生を楽しむ名人です。
 
いつだったか、あるインタビューで「日本に来て苦労したことはなんですか?」と聞かれて、
「その時は大変だったかもしれませんが、私は、そんな思い出を『苦労』と思ったことはありません」
と言いました。
けだし名言ですね。
 
そして、昨日は、その「ヴァイオリン・ライブ」のリハーサルでした。
ピアノの森丘さんと「候補曲」を次々に当たりました。
 
面白かったのは、ウェイウェイさんのヴァイオリンとのつながりが深くて、二胡で演奏されているある曲を、今回の企画だからこそヴァイオリンで弾こうということになり、森丘さんと演奏しました。
ところが、びっくりでした。
 
本来、ヴァイオリンで演奏されている曲をモチーフに「敢えて二胡で弾く」というトライをし、とても素晴らしい演奏になった曲なのですが、元に戻ってヴァイオリンで弾くと、「ちょっと違う」という感想になりました。
ある意味「不思議」な感じでした。
もちろん、原曲は素晴らしい曲ですし、ウェイウェイさんのヴァイオリンの演奏も素晴らしい。
それなのに、「違和感」を感じるというのは、どういうことなのでしょうか。
 
ウェイウェイさんが言いました。
「やっぱり、この曲はヴァイオリンの曲をモチーフにしているけれど、二胡のために書いた曲なので、ヴァイオリンで弾くと違いますね」
 
音楽って、面白いですね。
 
ーーー
 
もう一つ、面白かったことがありました。
それは、日本に来たばかりのころ、ウェイウェイさんにとって、ヴァイオリンは「クラッシック」の世界なので、譜面に無い、「自由に弾く」ということができませんでした。
ステファン・グラッペリのヴァイオリンを聴いて、自分でもトライしてみた時に、後ろにいる先生から怒られるという感覚に陥り、「もっと自由に音楽を奏でたい」という気持ちで、「白地のキャンバス」のように自由に弾ける二胡の演奏が中心になりました。
 
私も、それほど多くウェイウェイさんの弾くヴァイオリンを聴いたわけではありませんが、「アドリブ」や譜面と違うアプローチの演奏を聞いた記憶がありません。
 
ところが、昨日のリハーサルで、ウェイウェイさんは気持ちよさそうに、アドリブを演奏し、森丘さんとの「コラボ」を楽しんでいました。
森丘さんが、「初めてウェイウェイさんのヴァイオリンで、アドリブを聞きました」と指摘すると、言われて初めて気づいたように、ウェイウェイさんが言いました。
 
「え?!
そうですよね!!
そう、弾きました〜〜!」
 
おそらく、ウェイウェイさんを縛っていた「呪縛」から解き放された瞬間だったのかもしれません。
 
ーーー
 
明日のライブはすでにSold Outで、キャンセル待ちの状態なので、多くの方に見ていただくことができないのが残念です。
 
どうしても参加できない方から、
「ぜひ映像を撮って、カフェで流してください」
というリクエストも頂いているので、ライブの臨場感からは少し離れてしまいますが、トライする予定です。
うまく撮影できて、カフェで流すことができるかどうかは現時点ではお約束できませんが、頑張ってみますので、適度にご期待下さい!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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(2018.5.2)  
 
 

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