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2018年5月16日 (水)

ウェイウェイさん IN 「二胡で奏でるロックバラード集」

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」
第390回 ウェイウェイさん IN 「二胡で奏でるロックバラード集」
 
Worldmusic_vol5
※画像は6/8(金)ワールドミュージックナイト5のフライヤーです。
 
 
「二胡の実験室」と題されて実施されているシリーズの第4弾、「二胡で奏でるロックバラード集」が実施されました。
 
二胡は今でも「中国の伝統楽器」と思われ、二胡とロックがリンクしない方も多いと思います。
しかし、伝統を大切にしつつ、ウェイウェイさんは「二胡奏者」として、「二胡の可能性」をずっと追求しています。
 
もっとも人の声に近いと言われることも多い「二胡」。
そんな「二胡」だからこそ、どんな楽曲にもその魅力を表現することができるのです。
 
今回の「二胡の実験室〜二胡で奏でるロックバラード集」では、まさしくそんな「二胡の可能性」を感じることができた素晴らしいライブになりました。
 
ーーー
 
「二胡の実験室」は、本当に「実験室」です(笑)。
 
毎回、ウェイウェイさんはもちろん、一緒に演奏していただいているミュージシャンの方も、「理科の実験室」同様に(笑)、「ここをこう弾いたらどうなるか」「これをどうやって表現した良いのか」など、試行錯誤の連続です。
実際の本番で弾かれる曲だけではなく、その倍以上の候補曲からリハーサルで四苦八苦して、選曲されます。
 
やはり、「オリジナル」が存在していて、名曲ばかりの中からの選曲なので、聞く方々にも思い入れがあるし、それをどうやって二胡で表現していくのかのトライです。
 
今回の演奏した曲の中で、特筆したいのは、Stingの「Shape of my heart」です。
 
ウェイウェイさんは、Stingが大好きで、ライブにも行っているし、自身のアルバムにも「Fragile」を「初恋」というタイトルで中国語歌詞を付けて歌でカバー収録しています。
 
私もStingは大好きでその中でも、この「Shape of my heart」は映画「レオン」の主題曲ということもあって、ベスト1とも言うほどに好きな曲です。
 
ウェイウェイさんが言っていました。
「この『Shape of my heart』は大好きな曲なのですが、あのギターのイントロが始まった瞬間にその世界に入っていき、Stingの歌をどうやって二胡で表現したら良いのか、とても難しくて、何度もトライしています」
 
実際、リハーサルでは、ファルコンさんの弾くギターのイントロに載せて、二胡で演奏したり、中胡で試したり、そしてキーを変えてまた二胡で中胡でと、いろいろと試しました。
そして、最終的に「このキーで、二胡で演奏するのが『現状』では一番良い」というところまで行って、本番で演奏しました。
 
これこそ「実験室」そのもので、ウェイウェイさんの目標である「単に名曲を二胡で弾く」だけではなく、「二胡だからこそ」の演奏を目指していて、とても素晴らしいと思いました。
終演後も、ウェイウェイさんは「納得」はしていないようで、まだまだこのトライは「継続」していくつもりのようでした。
 
ーーー
 
面白かったのは、ウェイウェイさんを「ロック」の世界に導いた(?)、ファンキー末吉さんの作曲した「ランナー」でした。
ご存じ、ファンキー末吉さんは爆風スランプでドラムを担当し、あの名曲「ランナー」を作曲した人で、「五星旗」というバンドでウェイウェイさんが二胡を弾いていました。
 
ただ、これもご存じのように、「ランナー」は「バラード」ではありません。
まさしく「実験室」。
「ランナー」をバラードにして演奏しました!
 
お客様はもちろん、「原曲とぜんぜん違う!」と、とても驚いていたようですが、こちらも素晴らしい「バラード」になっていました。
 
そしてもう一つ、これは曲というよりTALKで面白かったのは、今回も「天の声」が参加したのですが、「天の声」の担当者にとても馴染みの深い「プリンセス・プリンセス」の「M」を演奏した時、
「この曲は、『天の声』さんの親戚の方の馴染みの深い曲で、『プリンス・プリンス』の曲です」
と言いました。
 
これには会場も大爆笑。
「天の声」も「それでは男性のバンドになってしまいます!」と、慌てていました(笑)。
 
ーーー
 
1曲目に演奏されたのは、マイケル・ジャクソンの「スリラー」。
お馴染みのイントロで、ウェイウェイさんは「ワオ!」(?!)という感じの「奇声」を発し、多分マイケルの真似なのでしょうが、それだけで会場は一気に「ロック」(笑)。
 
最初のTALKでも、いきなり「サンキュー!」と、あくまで「ロック系」で、本当に盛り上がりました。
 
本編最後には「We are the World」で、大いに盛り上がり、お客さんも総立ちで終了しました。
 
今回の曲目からどの曲をレコーディングして、譜面化するかは今後決まっていきますが、二胡を弾く方も弾かない方も、今後の発表をお楽しみに!
 
最後に、演奏曲目をご報告して、今回のレポートを終了します。
 
・スリラー(マイケル・ジャクソン)
・オープン・アームズ(ジャーニー)
・ティアーズ・イン・ヘヴン(エリック・クラプトン)
・Your Song(エルトン・ジョン)
・M(プリンセス・プリンセス)
・ランナー(爆風スランプ)
・Livin' on a Prayer(ボン・ジョヴィ)
・Shape of my heart(Sting)
・Without You(バッドフィンガー/ニルソン)
・We are the World(USAフォー・アフリカ)
・木蘭の涙(スターダスト・レビュー)
 
次回の「実験室」は7月に「映画音楽/ミュージカル」編を予定しています。
お楽しみに!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
♪♪♪♪♪♪
 

 

 

 

(2018.5.16)  
 
 
 

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