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2016年8月

2016年8月31日 (水)

ウェイウェイさん IN 「香港行その2」

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」
第300回 ウェイウェイさん IN 「香港行その2」
 
 
第300回のブログです!!
記念に何か「企画物」を書こうかとも思いましたが、今回の香港がなんと言っても素晴らしいイベントとなったので、そちらのご報告が300回記念として相応しいと思いました。
 
ウェイウェイさんも森丘さんもそして、参加した心弦二胡教室の70名を超える生徒さんたちも、とてもハードな日々でしたが、とても感動的で素晴らしい体験となりました。
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ーーー
 
先週も書きましたように、ウェイウェイさんは21日にオープニングセレモニーでゲストとして演奏し、その後、24日に生徒さんたちと合流しました。
 
当初の予定では30名から40名程度の参加と思っていたのですが、なんと70名を超える参加で、用意していた羽田発の便では足らなくなり、急遽成田発の便を追加して、みなさん香港に到着しました。
 
無事に羽田組と成田組が香港の空港で合流して、そのまま直に会場へ。
ウェイウェイさんとご両親、そして森丘さんと私たちは先に会場入りして皆さんを出迎えました。
 
早速、控室に全員が集まってウェイウェイさんからご挨拶と、音楽祭進行の説明などがありました。
その日は、コンクールとしての演奏ではなく、音楽祭に参加している多くの皆さんへのセレモニーとして、コンクールに参加する中から選抜された数チームが演奏するというものでした。
 
本当は、3チームが予定されていたのですが、急遽1チームがそこで演奏できなくなり、心弦二胡チームともう1チームだけの演奏になったり、そのせいもあり、演奏予定時間が変更になったりと、かなり主催者側も混乱し大変でした。
なにしろ、今回の音楽祭に出演、エントリーしている人数は、正確には分かりませんが小学生から大人までおそらく総勢1,000人規模だと思います。
会場も、50人位しか入らない会場からメインの500人以上収容の会場までいくつもあり、そのそれぞれでいろんな楽器、歌唱などの多岐にわたる一大イベントで、スタッフも相当大変そうに走り回っていました。
 
そのセレモニーで演奏したのは、「リベルタンゴ」「菊花台」「蘇州夜曲」「月光」「トルコ行進曲〜ハンガリー舞曲」「賽馬」でした。
揃いの法被を着て、日本人の70名を超える団体が弾く二胡。
壮観でした。
 
実は、参加した心弦の方たちの中には、それが既にコンクールだと思っていた方もいて、緊張感もあったのですが、会場からの喝采をもらって、気分はとても高揚しました。
 
終演して、皆さんがホテルにチェックインしたのは、既に日付が変わるような時間でした。
朝早くに日本を出発して深夜まで(笑)。
少し疲れた顔の方もいましたが、翌日が本番、朝出発です。
なかには香港の夜景を見ながら一杯、という方もいらっしゃったようですが、皆さん早めに休んだようです。
 
ーーー
 
さて、翌日がコンクール本番日です。
 
朝到着して、まずは「民族楽器団体部門」でした。
前日のセレモニー演奏と違い、演奏スペースの目の前には審査員席があり、10名ほどの審査員が座っていました。
 
控室で、ウェイウェイさん指導のもと「君をのせて〜アストゥリアス」のメドレーの最終確認をしました。
控室にはピアノがないので、森丘さんの口(くち)ピアノ伴奏で、最終確認(笑)。
本番前の緊張感と同時に、ほんわかしたムードが漂いましたが、時間になり、会場に入ると、コンクールならではの緊迫したムードに。
やはり参加した皆さんは緊張の面持ちでした。
 
そして本番。
心弦の中でも上級クラスの人が多く参加しての演奏で、とても素晴らしい演奏でした。
面白かったのは、途中から審査員の一部の人が写真やビデオを撮り始めたことでした。
会場内は当然撮影禁止で、私も撮っていたら係員から注意を受けたのですが、審査員が撮り始めた頃から注意されなくなりました(笑)。
 
審査の結果は後述しますが、審査員の方も一般観客として見ていた別の参加者たちも、「日本から来た『二胡』のチーム」の素晴らしい演奏にとても驚きと賞賛を頂きました。
 
ーーー
 
「民族楽器団体部門」が終わり、昼食をみんなでとった後、次は「オリジナル曲部門」。
こちらも、本番前に最終のリハーサルを控室で行いました。
前回同様、森丘さんの口ピアノのイントロで始まりました。
 
「君をのせて〜アストゥリアス」もそうですが、全員立奏で暗譜しています。
それほど広くない控室に70人が集まり、弓が隣に当たらないように身体の位置を調整して演奏しました。
ウェイウェイさんは、居場所が無くなってしまい、最終的には机の上に乗って指導していました(笑)。
 
日本でのリハーサルで何度か聞いていましたが、おそらく皆さん、その後も独自に練習してきたのが分かるほど、素晴らしい演奏です。
 
1回目の音出しを終えて、なんと、ウェイウェイさんが突然言い出しました!
「皆さん、後半のテーマのメロディを、弾きながら歌えますか?!」
 
演奏した「オリジナル曲」は「20th」というタイトルで、このイベントのためにウェイウェイさんが作曲した曲です。
実は、当初のアレンジでは、今ウェイウェイさんが言ったように、後半に出てくるテーマのメロディを歌いながら弾くというものでした。
しかし、日本での最初のリハーサルの時に、初心者の方も含めて考えると、歌いながら弾くのは厳しいと判断し、演奏だけに集中するということにしたのでした。
それを、本番直前に「復活」させようとしたのです!
 
ウェイウェイさんの「無謀」とも思える提案を聞いた皆さんはまさしく
「目が点」(・o・)
状態です(笑)。
なにしろあと1時間もしないで本番というタイミングです。
 
控室が「ざわざわざわ」という感じになったのは言うまでもありません。
ウェイウェイさんが、
「一度トライしてみて、難しいようでしたら元に戻しますが、とにかく、一度やってみましょう!」
と言いました。
 
これこそが、ウェイウェイさんのウェイウェイさんたる所以ともいうべき言葉です。
「とにかくトライしてみましょう」
日々そうですが、今回の香港ではその「とにかくトライする」ということが、毎日のようにありました(笑)。
 
「じゃあ、いちどやってみましょう」とウェイウェイさんが言い、森丘さんの口ピアノイントロで始まりました。
 
「!!!」
 
感動ものでした!!
 
二胡で演奏されるメロディも美しいですが、「声の演奏」もとても素晴らしく、私は鳥肌が立ちました。
 
その時に私が思ったのは、参加者全員が、「二胡を間違えないように弾く」というレベルはもう過ぎて、「どう表現するか」になるほどに演奏できるようになっていたからこそ、二胡を弾きながら歌うことができたのだと思いました。
アマチュアのレベルでそこまで出来るのはとても大変なことだと思います。
 
あまりに素晴らしく、ウェイウェイさん森丘さんはもちろん、歌った全員が自分たちでも驚くほど素晴らしく感じたと思います。
 
さらに、「歌声」が素晴らしいので、わざとその部分だけ「歌声のみ」に変えて、最終的に「新アレンジ」が決まりました。
 
ーーーー
 
そして、いよいよ本番です。
 
言うまでもありません。
とても素晴らしい演奏で、先程より多くの審査員がビデオを回していました(笑)。
 
観客の皆さんから大きな拍手をもらい、ウェイウェイさんは審査員の方から「サインして下さい」とまで言われていました(笑)。
 
こちらも結果は後述しますが、演奏後の皆さんの感想はこうでした。
それを、代表するようにウェイウェイさんが言いました。
「結果が何位でも構わないですね。
この感動を味わえたことだけで、本当に素晴らしいです!」
 
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ずいぶん長くなってしまったので、この続きは次回に持ち越そうと思います。
(300回記念らしくて良いでしょう?!・笑)
 
一応結果だけお知らせすると、「民族楽器団体部門」は第1位。
「オリジナル部門」は、第2位でした。
ただ、「オリジナル部門」の第1位は居なかったので、結果としては第1位と同じです。
 
感動の日々は翌日以降も続きました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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(2016.8.31)  

2016年8月24日 (水)

ウェイウェイさん IN 「香港行その1」

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」
第299回 ウェイウェイさん IN 「香港行その1」
 
 
このブログも今回が第299回!
次回は300回となります。
初回が2010年2月なので、既に6年半!!
みなさま、ご愛読ありがとうございます。
これからも頑張りますので、引続きよろしくお願いします。
 
さて、今は香港でこの原稿を書いています。
第3回香港音楽節に参加するために、21日に香港入りしました。
 
到着してすぐにオープニングセレモニーのリハーサル〜本番というスケジュールでした。
 
ーーー
 
まずは、前日20日のレポートを。
 
地元の武蔵小山にて、今回参加する心弦二胡教室のみなさんと特別に会場を借りてのリハーサルでした。
何しろ参加者が70名を超えているので、全員一緒に演奏するためにお借りしました。
 
今回同行していただく森丘さんも参加しての、本番さながらのリハーサルでした。
全員、揃いの法被を着て、音楽節で演奏する予定の曲を次々にあたりました。
 
すでに何度かリハーサルしているとはいえ、演奏は鳥肌モノで、とても素晴らしいものでした。
ウェイウェイさんが、「審査基準」の説明をし、参加者のみなさんの演奏はもちろん、登場時の表情や姿勢など細かくチェックして、指導しました。
 
音楽節に参加する他の演奏者の方々のレベルは分かりませんが、「日本」から参加する「二胡」の団体がこれほどの演奏をするとは、きっと中国の方々も想像していないと思います。
優勝できるかどうかはもちろん分かりませんが、審査員の方はもちろん、それ以上に中国の方々が驚くことと思います。
 
リハーサル終了後、ウェイウェイさんと森丘さんと一緒に、WeiWei’s Cafeに顔を出すとすでに何名かの心弦の方がいました。
ウェイウェイさんが、
「せっかくモリゴンが居るんだから、これからここでセッションしましょう」
と言い出しました。
 
でも、ピアノはもちろんキーボードもありません。
その時点からキーボードを持ち込んでセッティングするにはあまりに無理がありました。
それでも諦めきれないウェイウェイさん。
結局、カラオケでみなさんと「第2回二胡自由セッション」となりました。
なんと、森丘さんはiPadをとりだして、「擬似キーボード」演奏まで!!
その「擬似キーボード」とウェイウェイさんの二胡での「インプロビゼーション」は、それはそれでなかなかのものでした!
 
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そして、翌日は香港入りでした。
 
リハーサルの都合で、我々のフライトは朝の6時過ぎの便。
当然、5時前には空港についていなければならず、ウェイウェイさん宅出発は午前4時でした。
森丘さんも当然その時間に羽田まで行くのは困難なので、武蔵小山泊でした。
 
眠い目をこすって、無事に搭乗し、機内で爆睡し、問題なく香港に到着。
そのままオープニングセレモニー会場入りしました。
5月3日にご一緒したチェロの「何(か)」さんが出迎えてくれて、そのまますぐにリハーサルでした。
 
会場は、1,000人くらい収容できる多目的ホール。
そこで、何さんと森丘さんと一緒に「月光」と「菊花台」のリハーサルをしました。
 
毎回、「言葉の壁」にぶち当たる私です(泣)。
ウェイウェイさんが中国語、英語でいろいろと説明してくれて、私もカタコト☓2くらいの英語で、現地の音響スタッフに要望を伝えて、リハーサルも無事に終了しました。
 
ーーー
 
リハーサルが終了してから本番まで、結構時間が空いたのですが、我々の泊まる予定のホテルは会場から離れているので、戻るわけには行きませんでした。
飛行機で寝たとはいえ、前日ほとんど寝ていなかったので、私は疲れを感じていたのですが、バイタリティの塊のウェイウェイさんは、「ちょっと美容院を探して髪の毛をセットしてもらってきます」と、ひとり香港の街並みに消えていきました。
森丘さんと私は、ホールの楽屋で、うたた寝をしながら時間を潰しました。
 
そして、やっと本番時間になり、いざステージへ!
 
っと思ったところで、事件が!!
 
出番直前になって何さんが、「譜面が無い!!」と言い出しました。
なんと、リハーサル終了後何さんは宿泊しているホテルは近かったので、一旦戻り、譜面をそのまま忘れてきてしまったのでした。
 
出番までほんの数分です。
主催者と何さん、そこにウェイウェイさんも加わって、中国語での会話なので、何を言っているのか分かりませんでしたが、結局、何さんはホテルに戻り譜面を持ってくるので、順番を変更して次の出演者に先に出ていただくことで決着したようでした。
 
結果としては、無事に演奏できました!
 
「菊花台」を先に演奏しました。
この曲は中国ではとても有名な曲。
そして、さらに「月光」はとても迫力があり、終演後は盛大な拍手で会はとても盛り上がりました。
 
ーーー
 
演奏後、ウェイウェイさんはみなさんに挨拶して、いろんな方と記念撮影をし、会場を後にしてホテルに到着しました。
 
さすがのウェイウェイさんも疲れていたようですが、「せっかくなので」と、ホテルの近所のオープンバーでウェイウェイさん、森丘さんと3人で軽く乾杯をし、長い長い一日が終了しました。
 
 
翌日は、3人でホテル周辺の香港の一番の繁華街を観光し、夕方から音楽節会場の下見(オープニングセレモニーは音楽節会場とは別会場)をし、その後ウェウカムパーティに出席し、多くの主催者の方たちとご挨拶。
中国式の乾杯やら、ご挨拶やら、ウェイウェイさんも終始にこやかにいろんな方と色んな話をしていました。
もちろん、森丘さんと私は中国語が分からないのでそばで「微笑」しているだけでしたが(汗)。
 
昨日は完全OFF日。
ウェイウェイさんのご両親も前日夜に合流したので、少し久しぶりの再会を楽しんでいました。
 
さあ、いよいよ今日は「本番」です。
 
続きは次回をご期待ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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(2016.8.24)  

2016年8月17日 (水)

ウェイウェイさん IN 「二胡自由セッション」

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」
第298回 ウェイウェイさん IN 「二胡自由セッション」
 
 
先週に続き、私事でオリンピックの話題からで申し訳ありません。
先週も書きましたが、私は中学生の頃卓球部でした。
昔は、「卓球部でした」と言うと、「ダサい」とか「暗い」とか思われて(苦笑)、少し言うのをためらうような感じでしたが、前回のオリンピックくらいから「卓球部」の「地位向上」がされ始め、今回は、もう以前のようなイメージは払拭された気がします(笑)。
 
あまり「日の目をみない」スポーツがまだまだたくさんありますが、こうやっていろんな人たちがその素晴らしさを知ることはとても良いことですね。
 
それは、スポーツだけに言えることではありませんね。
 
ーーー
 
さて、今回は先日行われた「WeiWei's Cafe」での二胡愛好家の方のライブ後に、「予定外」に始まった「二胡自由セッション」の模様をお伝えします。
 
二胡の音色と中国茶で癒やしの空間を提供しようということで始まったWeiWei's Cafe。
既に、ウェイウェイさん本人によるオープン前の「プレオープン企画」から始まり、オープン後には、心弦二胡教室の講師2人によるライブと先日の愛好家の方のライブが実施されました。
 
どのライブも盛況で、本当に二胡を好きな方たちや興味を持ってくれる方が多く集まって、とても素晴らしいです。
 
先日のライブでも、ウェイウェイさんはアンコールで二胡愛好家の方と一緒に演奏しました。
演奏した曲目は、「I Dreamed a Dream」と「Back to the・・・」でした。
 
終演後、WeiWei's Cafe自慢の外の「デッキ」で、出演者の方と他にも数人の二胡愛好家の方たちと、「青島ビール」や「紹興酒」で乾杯をした時でした。
ウェイウェイさんが、「なんだかまだ弾き足りない!!」と言い出しました。
私は、あえてそれを「スルー」したのですが(笑)、しばらくして、そろそろ機材を片付けようかと思った時、(あくまで)「念のため」ウェイウェイさんに聞きました。
 
「そろそろ機材を片付けますが、良いですか?」
すると、ウェイウェイさんの目が怪しく輝き、こう言いました。
「もう少し弾きたいけれど、みなさん一緒に弾きませんか?!」
 
その場にいた「二胡愛好家」の方たちが「NO」なはずがありません!
口々に「え?! 本当ですか?!」
皆、すぐにデッキのテーブルにあったお酒やツマミを片付け始め、
「これを中に運びますから、飲みながら演奏しましょう!!」
と、すぐに突然の「第1回二胡自由セッション」が始まったのでした。
 
ーーー
 
ウェイウェイさんが「この曲は弾けますか?」とか、「この曲のカラオケはありますか?」などと主導権を持っていろいろ発言し、時には強引に(笑)、「じゃあこの曲を一緒に弾きましょう」と誰かに声をかけたり、1曲演奏しては紹興酒を飲んだりと、とても盛り上がりました。
 
ある意味で、ウェイウェイさんが「WeiWei's Cafe」を開こうと思った、一つの目的が達成された感じでした。
 
「WeiWei's Cafe」を企画した時から、ウェイウェイさんは「このお店が、二胡愛好家が集えて、自由に二胡を演奏できる場所にしたい」と言っていました。
その一つの形ができた気がします。
 
たっぷり1時間近く、みんなでいろんな曲を演奏し、最後には恒例の「賽馬」を全員で合奏して終了しました。
 
今日は、ウェイウェイさん自身による「緊急企画」のライブです。
もしかしたら、終演後に「第2回二胡自由セッション」が開催されるかもしれませんね(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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(2016.8.17)  

2016年8月10日 (水)

ウェイウェイさん IN 「2009年二胡サミット」

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」
第297回 ウェイウェイさん IN 「2009年二胡サミット」
 
 
最初から私事で恐縮ですが、私は中学校時代卓球部に所属していました。
選手としてはぜんぜんでしたが、あの当時は本当に頑張って練習していました。
リオでの卓球を見ていると、本当に凄くて思わず身体に力が入ってしまいます(笑)。
 
オリンピックを見ていて、いろいろな競技で感動していますが、現状で最も印象に残ったのが、柔道の松本薫選手の一言です。
連覇を目指して、この4年間ずっと厳しい練習を重ねて、残念ながら銅メダルに終わった松本選手。
スタジオに招かれて、インタビュアーから「銅メダルにどう思いますか?」と、少し意地悪とも思える質問に対して、答えたのが
「これはこれで有りかな・・・っと」
 
ディフェンディングチャンピオンとして、再度世界一である金メダルを目指して頑張ってきて、でも、残念ながら銅メダルに終わった松本選手にとって、どれほど悔しかったことか。
でも、さわやかな笑顔で「これはこれで有り」という言葉には、「悔しさ」よりも「満足感」が溢れていました。
「やりきったからこそ言える言葉」だと思いました。
 
ーーー
 
オリンピックを見ていて、ふと思い出しました。
 
2009年10月、上海と福岡、そして東京で「二胡サミット」が開催されました。
世界で活躍している二胡奏者が一同に会しての画期的なイベントで、東京での主催はウェイウェイさんでした。
 
私は、その年の4月にウェイウェイさんのマネージャーになったばかりで、二胡や二胡奏者のことなど全く無知でした。
上海に初めて行ったのもその二胡サミットにウェイウェイさんが参加するからで、とにかく「ウェイウェイさんに付いて行くのがやっと」という状態でした(苦笑)。
それ以来、何度も中国には行かせていただいていますが、「付いて行くのがやっと」というのは今もあまり変わっていない感じです(爆)。
 
初めて行った上海の熱気に圧倒されっぱなしで、とにかく、それまで持っていた中国のイメージとは全く違っていて、「目からうろこ」の体験ばかりでした。
 
さらに、上海での二胡サミットの際、超一流の奏者ばかりの二胡の演奏を聞いて、上海の熱気だけではなく、二胡の演奏にも圧倒されて、ほとんどノックアウトされていました(笑)。
 
今でもよく覚えているのは、私がウェイウェイさんに言った言葉に対してのウェイウェイさんの返事です。
私が「みなさん、凄く上手いですね」と、今から思えば、なんて馬鹿なことを言ったのかと恥ずかしいばかりですが、ウェイウェイさんは「何言ってるの?!」という感じではなく、優しい雰囲気でこう言いました。
 
「それは、当然です。
中国13億人の頂点の演奏者ばかりですから」
 
ーーー
 
音楽とスポーツでは当然違います。
でも、オリンピックを見ていて、いろんな場面でついつい「感動」して、思わず涙が流れてしまうのは、間違いなく「勝ち負け」だけではないということだと思います。
 
音楽には「勝ち負け」はありません。
「結果」だけでもありません。
 
世界中の人たちが、その「分野」で頑張って、その頑張っている人たちが一同に会して、「饗宴」を繰り返す。
そこにある感動は、音楽やスポーツだけではなく、あらゆることに通じる「感動」だと思います。
それこそ、「人々が一つになっていく瞬間なのかもしれない」と思えるのでした。
 
再来週には、第3回香港国際音楽節に行きます。
ウェイウェイさんは、オープニングセレモニーにゲストとして演奏します。
そして、ウェイウェイさんの主宰する心弦二胡教室の有志のみなさんが、音楽節に参加します。
 
「音楽」という分野で世界中から集まって、それまで「頑張った」人たちがその「頑張り」を披露します。
きっと、オリンピックに負けない「感動」が待っていると思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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(2016.8.10)  

2016年8月 3日 (水)

ウェイウェイさん IN 「福岡―その2~PiaNico 3rd」

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」
第295回 ウェイウェイさん IN 「福岡―その2~PiaNico 3rd」
 
 
東京でも梅雨明けし、ただ、暑いような、蒸し暑いような、突然のゲリラ豪雨だったり、なんだかよく分からない夏という感覚ですね。
 
今回は、WeiWei's Cafeでの執筆ではありません(笑)。
 
さて、先週の「PiaNico 3rd」のご報告です。
 
ピアニストの西村由紀江さんとのユニット「PiaNico」。
初めて東京を飛び出して、「3rd」は福岡でのライブが7月25日に実施されました。
前日の「音恵」のイベントにも出演した二人。
その感動の余韻をさらに強くした、とても素晴らしいライブになりました。
 
ーーー
 
当日は、RKBのラジオとテレビに出演した二人。
それぞれの活動とPiaNicoとしての活動の両方を媒体で語りました。
ウェイウェイさんは来日25周年とその記念アルバム「WeiWei's Cafe Time」について、西村さんはデビュー30周年の記念アルバム「Beautiful Days」の話をしてから、PiaNicoが結成された経緯やお互いの音楽について、熱く語っていました。
 
その、媒体出演の際に印象に残ったのは、「一目惚れ」です。
テレビ出演の本番前の「場当たり」をしていた時、アナウンサーの方から「「PiaNico」を組んだのはなぜですか?」と質問された時、西村さんが「一目惚れです」と答えたのでした。
 
このブログをご愛読いただいている方はご存知だと思いますが、「宇宙戦艦ヤマト」の記念アルバムに、チェロの柏木さんプロデュースのレコーディングの際に初めてお会いし、リハーサルで音を出した瞬間に、本当に「お互い一目惚れ」で、すぐに「一緒にライブしたい!」という会話になったことをよく覚えています。
 
アーティストたちが「音で会話」した瞬間は、アーティストたちだけが「分かり合える何か」が存在するのだと思います。
とても、素晴らしいことですね。
 
ーーー
 
そして、本番。
何度も言って恐縮ですが、本当に素晴らしいライブでした。
3回目ということもあり、演奏の幅が広がり、まるで本当に「音で会話している」ようなライブでした。
 
私は、当然3回とも見ているのですが(これも役得です。すいません・笑)、いつも以上に二人の「音の会話」を感じました。
どちらかが「今こんな気分」という演奏をすると、相手は「私はこんな感じ」というように、時折顔を見合わせたり、微笑んだりしながら演奏していきます。
 
もちろん、TALKの時の「本当の会話」も、阿吽の呼吸というか、PiaNicoならではの会話でした。
妙に噛み合っているような、いないような、それがかえって面白いのですが(笑)。
 
最初のTALKで、西村さんが
「PiaNicoです、今日はようこそおいでくださいました、ありがとうございます」
といい、ウェイウェイさんも「ありがとうございます」と応えて、西村さんが
「いよいよ海を渡りましたね〜」
と言いました。
私は、正直言って「海を渡った?」と思ったのですが、ウェイウェイさんは
「渡りましたね〜。何海ですか?」
と言いました。
 
以下、当日の同録音源を聞きながら正確に書くと、
西村:「いよいよ海を渡りましたね〜」
ウェイウェイ:「渡りましたね〜。何海ですか?」
西村:「え?! 何海?!」
<少し間があって、なぜか・・>
二人:「あははははは・・・」
<少し間があって>
ウェイウェイ:「え〜っと、太平洋ですよね?!」
西村:「太平洋ですよね〜・・・」
ウェイウェイ:「そうですよね〜」
西村:「ちょっと、ドキドキしちゃった・・・今」
ウェイウェイ:「今、黄河かと思いました・・・」
<少し間があって、なぜか・・>
二人:「あははははは・・・」
 
文字で書くと何を言っているのか分からないですよね(笑)。
しかも「黄河」は海じゃないし(笑)。
 
でも、この感じが会場内に「ほのぼの」と伝わり、全体的に「ふんわり」とした空気感が漂いました。
 
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音で魅了し、TALKで魅了し(?!)、大感動のライブでしたが、やはり、この感動は会場にいないと伝えられないのが残念です。
 
4th、5th・・・と、これからも「PiaNico」は続いていきます。
もちろん、全国で展開できるように頑張りますので、お近くに伺った際にはぜひご来場下さい。
 
お待ちしております!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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(2016.8.3)  

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