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2015年6月

2015年6月24日 (水)

ウェイウェイさん IN 「父の日」

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」
第240回 ウェイウェイさん IN 「父の日」
 
 
今年ももう半分過ぎようとしていますね。
年々、時間の流れを早く感じているのは、私だけではないはず(笑)。
今年の後半戦に向かって、皆さん頑張りましょう!
 
さて、今回は少し趣向を変えて、書いてみようと思います。
 
先日の日曜日は「父の日」でした。
皆さんは、お父様になにかプレゼントをしましたか?
ウェイウェイさんは、今日から上海に戻ったので、その時に何かプレゼントをするようです。
 
ーーー
 
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ウェイウェイさんのお父様は作曲家です。
そして、ウェイウェイさんにとっての、「音楽の師」でもあります。
 
ウェイウェイさんが子供の頃、お父様の持っていたヴァイオリンを見て、ヴァイオリニストになりたい、と言ったのがウェイウェイさんの音楽の原体験です。
 
文化大革命の中、西洋楽器のヴァイオリンを弾くことは禁じられ、しかし娘の希望を叶えるために、どこにも売っていなかったヴァイオリン、まして「子供用のヴァイオリン」など見つかるはずもなく、お父様とそのご友人が手作りで子供用のヴァイオリンを作り、それがウェイウェイさんの最初の楽器でした。
 
文化大革命の最中は、カーテンを二重に引いて外に音がもれないようにして練習し、文化大革命が終焉した後は、日本で言う東京藝術大学のような音楽教育の最高学府の「上海音楽学院」の附属小学校に入学し、徹底的な英才教育を受け、その後二胡に出会い、現在のウェイウェイさんに至っています。
 
以前、ウェイウェイさんから聞いたことがあります。
 
とにかく、上海音楽学院に入学する以前、ウェイウェイさんが子供の頃のお父様はとても厳しく、ひたすら練習をさせられたそうです。
「ヴァイオリニストになりたい」という夢を持っていたとしても、そこは子どもです。
外で遊んでいる友達たちが羨ましく、お父様の目を盗んで遊びに行ったりもして、それが見つかってこっぴどく怒られたこともあるそうです。
 
しかし、文化大革命が終わり、上海音楽学院の入試の際には、その試験風景を窓の外の木に登り、盗み見ていたそうです。
まるで、映画の「北京ヴァイオリン」そのものですね(笑)。
 
ーーー
 
そして、時が過ぎ、ウェイウェイさんが日本で活躍するようになって、とても嬉しい反面、遠く離れて住んでいる娘が帰ってくるのを心待ちにしていたのもお父様でした。
 
4枚目のオリジナル・アルバム「チャイナブルー」に収録されている「回家」は、お父様の作曲です。
 
アルバムのレコーディングに入る前、ウェイウェイさんが「父の曲を収録したい」と思い、上海に里帰りした際にその事をお父様に言うと、「まるでドラえもんのポケットのように」(ウェイウェイさんの表現のままです・笑)、机の引き出しから「回家」の譜面を取り出したそうです。
 
その曲のイメージは、
「遠く離れて暮らす娘を思い、戻ってくる娘が家に近づいてくる時の気持ち」
を表現していると聞いています。
 
私も何度もお父様にはお会いしていますが、とても寡黙な方で、いつもお母様の話をニコニコしながら聞いている、おしゃれで温厚な感じの紳士です。
でも、音楽の話題になった時は、とても活発に話し始めます(と言っても、私には内容は分かりません)。
 
ーーー
 
ウェイウェイさんを見ていると、「いろんなことに興味を持ち、バイタリティの固まりのように活動する」ところはお母様に似て、「音楽に集中して、近寄りがたく見える時」はお父様の血を引いているんだと、実感します。
 
 
さて、今日から短い時間ですが上海に里帰りしたウェイウェイさん。
ご両親とどんな会話をして、どんな時間を過ごすのか、また折を見てご報告したいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
♪♪♪♪♪♪
 

 

 

 

(2015.6.24)

2015年6月17日 (水)

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」 第239回 ウェイウェイさん IN 「笑顔の住む街」

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」
第239回 ウェイウェイさん IN 「笑顔の住む街」
 
 
今回は13日(土)に実施された「笑顔の住む街」のコンサートのレポートです。
 
が、その前に「閑話休題」から失礼します(笑)。
 
先日、ある方たちと打ち合わせを兼ねて、ランチをしました。
行ったお店は、「スペイン&モロッコ料理」のお店で、リーズナブルなお値段でとても美味しい料理を提供してくれるお店でした。
それぞれ、スペイン料理の「パエリヤ」やモロッコ料理の「タジン」などの「ランチメニュー」を頼み、この梅雨の時期には珍しいほどの適度に心地よい風が店内を流れて、打ち合わせも順調に進みました。
 
私が注文したのはスペイン料理の「フラメンカエッグ」という、少しピリッと辛い料理だったのですが、とても美味しかったです。
そこで、私がふとした疑問が起こり、「この『フラメンカ』というのは、『フラメンコ』のことなんですかね?」というと、皆さんが「多分そうですね」と、言っていたのですが、さらに私が、「そもそも、『フラメンコ』という言葉には、どういう意味があるんですかね?!」と、言うと、ウェイウェイさんがとても自信たっぷりにこう言い放ちました。
 
「あの、ピンク色した細長い足の鳥ですよ!」
 
「・・・」
一同、絶句した後大爆笑になったのは言うまでもありません(笑)。
「それは、『フラミンゴ』!!」
と、みんなから突っ込まれて、
「きゃーーー!」と、みんなの大爆笑の声をかき消すほどの声で叫んで、ウェイウェイさんが一番大きな声で笑い始めました。
 
もちろん、みなさんこの「マネージャーは見た」を知っているので、「ネタ提供しちゃいましたね」と言われて、ウェイウェイさんから「書かないでくださ〜〜い」と言われましたが、もちろん、書かせていただきました(笑)。
それにしても、「素」でこんな発言をするウェイウェイさんは、「天然」を通り越した領域に足を踏み入れている気がします(笑)。
 
ーーー
 
さて、本題に戻ります。
 
今回の「ウェイウェイズ・アンソロジー」に収録された「笑顔の住む街」は、ウェイウェイさんの愛する地元「武蔵小山」のイメージソングです。
あえて、渋谷でのツアー初日のライブでは、この曲だけ演奏せず、この日が初演でした。
 
本編3曲目に早速演奏し、アンコールでは4月に実施された武蔵小山の「タケノコ祭り」や、武蔵小山に溢れる「笑顔」の映像と一緒に、当日のゲストとして迎えた上海の二胡奏者パン・リーさんも加わって、大盛り上がりの中演奏されました。
 
多くのお客さんも、「武蔵小山のイメージにピッタリ!」と、とても好評でした。
 
「ウェイウェイズ・アンソロジー」からの曲を中心に、「蘇州夜曲」や「上海セレナーデ」などの、定番曲も演奏し、とても和やかに、もりあがったコンサートとなりました。
 
もちろん、最後は「定番中の定番」の「賽馬」をパン・リーさんと一緒に演奏し、コンサートは無事に終了しました。
 
ーーー
 
話は少し遡りますが、ウェイウェイさんが武蔵小山に住んだのは、今から18年前のことです。
音楽仲間の知り合いが住んでいて、初めて訪れた時から、街の雰囲気が大好きになり、引っ越しました。
そして、「心弦二胡教室」も、武蔵小山で開きました。
 
武蔵小山商店街との繋がりは、東日本大震災の年に、ウェイウェイさんが「今自分にできることは何なのか」を考え、「ぜひ地元で、自分の二胡の音色で、街の人たちの笑顔と、みなさんと自分自身も勇気づけたいので、チャリティライブを実施したい」と申し入れ、ラジカセでカラオケを流しながら、心弦二胡教室の生徒さんたちと一緒に武蔵小山駅前の路上で演奏し、義援金を募りました。
 
そこから商店街との交流が始まり、1昨年(2013年)に、武蔵小山に新しいホール「スクエア荏原ひらつかホール」が開館することになり、商店街の方々から「ぜひ地元に住んでいるアーティストに、ホールのこけら落としコンサートを開催して欲しい」という機運が高まった事から、より商店街との繋がりが強くなりました。
 
ーーー
 
ウェイウェイさんの愛する、そして、愛されている「ムサコ」。
ぜひ、皆さんも訪れてみてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
♪♪♪♪♪♪
 

 

 

 

(2015.6.17)

2015年6月10日 (水)

ウェイウェイさん IN 「鎌倉歐林洞」

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」

第238回 ウェイウェイさん IN 「鎌倉歐林洞」
 
 
先日の6/7(日)、今年で4年連続となる鎌倉歐林洞での「あじさいライブ」がありました。
もちろん、「ウェイウェイズ・アンソロジー」のツアーとして、実施されたのですが、ウェイウェイさんの大好きな「鎌倉」、しかも「あじさいライブ」なのですから、選曲も少し違います。
 
1曲目がCD「上海ルンバ」に収録されている「紫陽花」でした。
私も久しぶりに聞いたのですが、やはり名曲です。
「女性」の一生をイメージして作られたウェイウェイさんのオリジナル曲。
古都鎌倉とあじさいにピッタリです。
 
ーーー
 
実は、今この原稿を先日のライブの「同録音源」を聞きながら書いています。
これも、私の「役得」ですね(笑)。
今、ちょうど最初のTALKなのですが、「いざ鎌倉!」と言っています。
 
そう言えば、鎌倉へはウェイウェイさんとピアノの森丘さんと一緒に3人で車移動だったのですが、ウェイウェイさんが車中、やはり「いざ鎌倉!」と言ったら、森丘さんが
「え?! いざキャバクラ?!」
と、オヤジギャグの定番を言いました。
言ったのがKさんだったら、そうではないのでしょうが(笑)、普段、そういうオヤジギャグを言わない森丘さんなので、ウェイウェイさんはまともに
「え?! そういうふうに言うんですか?!」
と反応。
少し困った感じで森丘さんが、これも真面目に 「いやいや、オヤジギャグの定番です」 と答え、その二人の、なんとも「真面目なやり取り」に、私は一人で笑っていました。
これも役得ですかね?!(笑)
 
ーーー
 
ライブでは、2曲目に「ジブリメドレー」、そしてその後にライブでは初の「500マイル」を中国語で歌い演奏しました。
この曲は、ウェイウェイさんが中国時代から好きな曲で、ある企画アルバム(これは、一般発売されないアルバムで、皆さんにお聞かせできないのが残念です)に収録した曲です。
続けて「Smile」も歌い演奏したのですが、その説明の時に
「聞いてください、『500マイル』そして、『マイル繋がり』で『Smile』を聞いてください」
と、よく分からない説明をして、お客さんの笑いを誘っていました。
 
ーーー
 
その後、「ウェイウェイズ・アンソロジー」からの曲を中心に演奏したのですが、今回のもう一つの目玉の「二泉映月」をア・カペラ、「マイク無しの生音」で演奏しました。
ウェイウェイさんのライブでのTALKでお馴染みの「1個でも二胡」ですが、「二泉映月」は、通常の二胡よりも少し音程の低い「二泉映月」用の「二泉胡」を使用しました。
このブログの常連さんはもうお分かりだと思いますが、いつもの二胡と「二泉胡」の2本を持って、こう言いました。
「1個でも二胡が2個です」
少し笑いを誘った後、
「でも、これは、『にせんこ』なので、『にせんにこ』です。
2002(にーまるまるにー)です〜。」
と言って、一部の二胡を習っている方だけの笑いを誘っていました(笑)。
もちろん、その後に、皆さんがちゃんと分かるように「二泉胡」の説明をしましたが。
 
「二泉映月」は二胡の名曲中の名曲なのですが、あまり知られていないと思います。
津軽三味線で言うと「津軽じょんがら」のような曲といえば良いのでしょうか。
ウェイウェイさんの説明の仕方は、
「二胡といえば『二泉映月』。
演歌といえば『北国の春』」
と、まあ、そんな感じです(笑)。
 
とても哀愁があり、もちろん二胡の「楽譜」が存在するよりも以前の曲なので、「伝承」され続け、後に譜面が作られさらに多くの人に聞かれるようになった曲とのことです。
 
ウェイウェイさんの演奏する二胡は、今回のアルバムの「月光」などに代表されるように、多くの人の想像する二胡の世界観とは少し違うと思いますが、こうして「伝統曲」も聞くと、「伝統」と「未来」 、より広い意味での二胡という楽器の魅力を実感できます。
 
そういえば、今回森丘さんのリクエストもあって、少し久しぶりに「Back to the・・・」も演奏されました。
久しぶりに聞いて、やはり「素晴らしい!」と思ってしまいました。
この曲は、ウェイウェイさんが「腱鞘炎」になったほどの曲なのですが、これもまた、50年後、100年後には二胡の「伝統曲」として後世に残る名曲だと思います。
 
ーーー
 
さて、こうして各地、もちろん「ウェイウェイズ・アンソロジー」の曲を中心に演奏しますが、それぞれの会場で、趣向を凝らした選曲でお贈りしますします。
まだまだ、ツアーは前半戦。 各地でのコンサートにご期待ください!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
♪♪♪♪♪♪
 

 

 

 

(2015.6.10)

2015年6月 3日 (水)

ウェイウェイさん IN 「PiaNico」

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」
第237回 ウェイウェイさん IN 「PiaNico」
 
 
「ウェイウェイズ・アンソロジー」にボーナス・トラックで収録された「大いなる愛」はお聞きになりましたか?
「宇宙戦艦ヤマト」の記念アルバムで、チェロの柏木さんがアレンジし、ピアノの西村由紀江さんとウェイウェイさんの3人だけで演奏された、素晴らしい曲です。
先日の大阪と名古屋では、柏木さんがゲストだったので、ピアノは森丘さんでしたが、二胡+チェロ+ピアノで演奏されました。
 
以前にここで書きましたが、その「宇宙戦艦ヤマト」のレコーディングの際、その3人の間には、演奏者のみが共有できる「波」があり、一瞬にして「分かり合えた」感覚があったようです。
ウェイウェイさんにとって、ピアノの西村さんとは初めてだったにも関わらず、すぐに気持ちが通じて、レコーディング終了後すぐに、「今度一緒に「女子会」しましょう」ということになりました。
 
ーーー
 
最初の「会合」は西村さんのマネージャーさんと私も加えた4人での「食事会」でした。
もちろん、音楽の話が中心でしたが、それぞれのこれまでのルーツや、子供の頃の話にまで及び、レコーディングの時に感じた感覚そのままに、それが2度目とは思えないほど打ち解けて、いろんな話をしていました。
 
お互い、子供の頃から「音楽漬け」で、もちろん、中国と日本、育った環境は全く違いますが、似た感覚の思い出も多く持っていたようです。
そばで聞いていた私にも多少理解できる内容ではありましたが、実体験ではない私とは比べようもないくらいの「共有」の感覚だったと思います。
 
後日譚ですが、その後マネージャー同士二人だけで会った時に、その時の話題になり、失礼な言い方かも知れませんが、西村さんもウェイウェイさんも「中身は男だね」と、(あくまでも)良い意味で、マネージャー同士の「共通感覚」を持ちました(笑)。
本当に、ふたりとも、「男らしい」のです。
「たくましい」と言っても良いのかもしれませんが、お互いに相手を(本来の)女性らしく気遣いながらも、自分の意見をしっかり持って、主張もするし、多分本当に男同士なら肩を叩き合ったりするのではないか、という感じでした(笑)。
 
そして、そんな二人が出した結論は、「どうなるか分からないけれど、とにかくライブをやりましょう!」ということでした。
実に「男らしい」ですよね?!(笑)
 
ーーー
 
そうして、決まったのが、8月6日に実施される代々木上原のムジカーザでのライブです。
 
先日、「どんなライブにするか?」「二人のユニット名は?」「ライブのタイトルは?」などの打ち合わせをしました。
 
まず、決めたのはユニット名です。
西村さんのアイディアで、「PiaNico」という名前が提案され、そのまま即決でした。
そして、タイトルも「PiaNico First Live」と即決。
さらに、やっぱり女性なので、「どんな衣装にするか」「髪飾りは?」などと、その時ばかりは「女子会」に戻り、どんどんいろんなアイディアが出されます。
 
そして、いよいよ、本題の「どんな曲を演奏するか」という話になりました。
まだ確定していないので、今の段階で内容をお知らせできませんが、少しだけお教えすると、「この二人ならではの演奏」ということです。
お互いのオリジナル曲中心というより、「この二人ならではの演奏で、誰もが聞きなじみのある曲を演奏しましょう」、ということでまとまりました。
 
その結果、サブタイトルが「二胡とピアノが織りなす、至福のコラボレーション」。
そして、チラシに載せる文章は、
「ピアニスト西村由紀江と二胡奏者ウェイウェイ・ウーが熱く闘う、
美女(熟女?)新ユニット「PiaNico(ピアニコ)」。
ポップス、クラシック、映画音楽など聞きなじみのある曲を、全く新しい感性で表現します。
乞うご期待!」
です。
 
いくら図々しい私でも「熟女?」は言えません(笑)。
どちらとは言いませんが、本人による文章です。
 
ーーー
 
さて、今月中旬に、再度曲目の打ち合わせなどをして、リハーサルをやります。
年齢もほとんど同じの、とても男らしい「美女(熟女?)」が織りなす至福のコラボレーション。
 
ご期待ください!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
♪♪♪♪♪♪
 

 

 

 

(2015.6.3)

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