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2015年2月18日 (水)

ウェイウェイさん IN 「マスタリング」

「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」

第222回 ウェイウェイさん IN 「マスタリング」

 

 

ウェイウェイさんのNEW ALBUM「ウェイウェイズ・アンソロジー」。

今日現在、ジャケットの中のレイアウトや文字原稿など、少し作業は残っていますが、先日、レコーディングの最終工程の「マスタリング」が終了し、いよいよ後は出来上がった音源をCDにプレスして発売日を待つばかりとなりました。

 

マスタリングというのは、簡単に言うと、最終的に各曲の音量調整や曲順どおりに並べ、曲間の秒数などを調整して、CDにプレスするための「マスター」を作る作業です。

昨年の「Reborn」同様、とても素晴らしいマスタリング・エンジニアの田中三一さんにお願いしました。

 

昨年11月の最終的な収録曲決めから始まり、アレンジ、プリプロ、レコーディング、ミックスと続き、完成した作品たち。

CDを作る時、毎回のことですがとてお多くの方にご協力いただき、本当に感謝です。

こうして、多くの時間と多くの方のご協力をいただき完成した作品たちが、ウェイウェイさんにとって可愛くないはずがありません。

良く例えられる事ですが、本当に自分の「子どもたち」のように思っています。

これから、どう成長していくのか、4月1日の「出産日」を間近にして、とても楽しみです。

 

ーーー

 

今回のマスタリングの際、ウェイウェイさんは二胡をスタジオに持って行きました。

もちろん、録音するためではありません。

エンジニアの田中さんが、二胡にとても興味をお持ちで、昨年のマスタリングの際におっしゃっていたことをウェイウェイさんが覚えていて、「ぜひ、実際に手にとってもらって、いろいろとお話をお聞きしたい」という事で、持参しました。

 

田中さんは長らくレコーディングエンジニアとして活動し、その後マスタリングエンジニアとして活躍されている方で、業界屈指の方です。

「音」に関してプロ中のプロです。

昨年もそうでしたが、楽器の持つ「良い所」を引き出してくれます。

私がとても感心したのは、その「良さ」を引き出すために、楽器の構造にまで興味を持ち、「どうすればさらに良い音になるか」を考えている事です。

 

二胡はやはりまだまだ「日常的」に触れることの少ない楽器なので、昨年の約束を覚えていたウェイウェイさんが持って行きました。

 

ーーー

 

マスタリングが始まる前に少しだけ、二胡に触れていましたが、まずはメインの目的の作業に入りました。

 

マスタリングは、実際に音を録るわけではありませんし、ミックスする作業でもないので、ステージで例えてみれば、本来の素顔に化粧も終えて、本番直前にステージ袖で、鏡を見ながら最終チェックをして、ほんの少し「お化粧直し」するという感じでしょうか(あまり良い例えではないかもしれませんが・笑)。

でも、その作業は本当に大切で、言ってみれば「綺麗な人をより綺麗に」してくれます。

 

1曲、1曲と完成し、最後に曲順に並べ、曲と曲の間の秒数を決め、アルバム全部を通しで聞きました。

「曲間」というのは、意外と重要で、もちろん今の時代「シャッフル」して聴いたり、自分の好きな曲だけ聴く方も多いと思いますが、「作り手」のこだわりが、そういった所に現れます。

曲の終わりの一部と次の曲の頭だけ聴いても、曲間決めはダメです(笑)。

これこそ、「こだわり」です。

 

聞き終えた時のウェイウェイさんの顔はとても素晴らしく、キラキラしていて、田中さんを始め、そこにいた全員に向かってこう言いました。

「すっごく良いアルバムになりました!

本当にありがとうございます。」

 

最終的に、「曲間」の秒数を微調整して、作業はすべて終了しました。

 

みなさんも、ぜひ初めて聴く時は、最初から最後まで「通し」で聞いていただいて、ウェイウェイさんの「曲順」や「曲間」の「こだわり」をご堪能下さい。

 

ーーー

 

さて、マスタリングを終えて、ウェイウェイさんと田中さんが二胡を手にしていろいろと話していました。

 

さすが田中さん、既に二胡を調べていて、ある程度の「方向性」は考えていました。

ただ、手に入れることができず、「解体していろいろ調べる」ことが出来ていないと言っていました。

実際、どの部分にどういうマイクを設置してレコーディングすれば良い音が録れるのか、一緒に演奏する楽器が何なのかによって、その特徴をどう活かすことが出来るのかなど、本当に「プロ」らしい発言がポンポンと飛び出して、とても興味深かったです。

 

そこですかさずウェイウェイさんが

「私が用意しますので、ぜひ、いろいろ調べて下さい!」

 

二胡に限りませんが、楽器を演奏する際の状況は、毎回違います。

田中さんの一言が心に染みました。

 

「アーティストは絶対に自分の演奏を客席で聴くことはできない。

その都度、魂を込めて演奏するアーティストの「音」をより良くお客様に提供するのは、スタッフの役目だと思っています。」

 

それを聞いて、ウェイウェイさんが私に向かって、「よろしくお願いいたします。」とお辞儀していました。

 

頑張ります。

 

 
 
 
 
 
 
♪♪♪♪♪♪
 

 

 

 

(2015.2.18)

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コメント

マネージャー様

ひとつの作品が「産まれるまで」 ホントにたくさんの力が動いて
それが結集していろんな経過を経て やっと市場に出れる

どんな仕事でも一緒ですが、改めてたいへんな作業ですね!
アーティストや関係各位の想いが詰まったアルバムを
私達は心して聴かないとダメだと思いました。

今年は大ファンのTUBEや浜田省吾もアルバムが次々出ますが
ここ数年がかりで制作してきたようです。

ダウンロードやいろんな聞き方がありますが アーティストを
尊重する意味でも、アルバムを購入してライブに行く
常識人でありたいと思いました。

UDAさん、いつもありがとうございます。
とても嬉しいコメントです。

でも、聞く人は自分の好きな聞き方で良いと思っています(笑)。
アーティストのこだわりを分かっていただければ、それだけで嬉しいです。

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