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2014年3月

2014年3月27日 (木)

WeiWeiさん IN 「震災の流木で作られた二胡」

「マネージャーは見た! いつものWeiWeiさん」 

第175回 WeiWeiさん IN 「震災の流木で作られた二胡」
 
 
先日の3月21日、東京新聞に「日中結ぶ音色」と題して、「震災の流木で作られた二胡」の話題が大きく掲載されました。
※ご覧になっていない方は、ぜひこちらにアクセスの上、ご覧ください。
https://ja-jp.facebook.com/weiwei.wuu.erhu
 
 
全くの偶然なのですが、その二胡の制作に当たられたのが、WeiWeiさんが懇意にさせて頂いてる、武楽群さんという方で、二胡の制作段階からそのお話を聞き、お借りして今回のアルバム「Reborn」に、その二胡で「花」をア・カペラで収録しました。
 
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震災のあった年、ちょうど今の時期、余震が続く中、満開の桜を見て、WeiWeiさんは涙していました。
何度かここでもご紹介しましたが、あの震災はWeiWeiさんにとって、とても大きな出来事でした。
日本中の人々が大きな衝撃を受け、実際に被災された方は言うに及ばず、誰もが「言葉を失う」ほどのショックを受けたのは、まだまだ記憶に新しいと思います。
 
上海で生まれ育ったWeiWeiさんですが、その気持ちは、我々日本人と同じでした。   
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中国は、欧米同様に、卒業・新入学は9月です。
そのせいなのか、日本人のように「春は別れと出会いの季節」という感覚は、WeiWeiさんには無かったそうです。
 
しかし、日本に来て日本を愛し、いつの間にか、日本人同様に桜の咲くこの時期に、出会いと別れがあり、その象徴のように美しく咲く桜に感動し、「SAKURA/17」という曲も出来ました。
今回のアルバムには、歌詞をつけて「歌」として収録もしました。
 
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「震災の流木で作られた二胡」の話を知るもっと前から、今回のアルバムのタイトル、コンセプトを「Reborn」として、「生まれ変わるということより、変化すること」と、これから始まる新しい10年の幕開けとしてのアルバム制作に臨みました。
 
そこに、セルフカバーとして「SAKURA/17」を収録すると決めたことは、言葉にはしなくても、「日本」という国の象徴的な花であり、「出会いと別れ」の象徴でもあるからだと思います。
 
そして、そのアルバムの制作過程の中で、「ア・カペラ」で、「日本と中国」の中間に位置する「沖縄」のメロディを入れようと思った時に、今回の二胡の事を知ったのです。
 
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今回の「Reborn」、さらに「SAKURA」、そして「震災の流木で作られた二胡」。
それは、WeiWeiさんのこれからのアーティスト活動、もっと言うとしたら、WeiWeiさんのこれからも作られていく作品と、深く繋がっていくような気がします。
 
「縁之詩」もそうですが、「繋がり」「絆」という言葉が、今のWeiWeiさんの活動の原点のような気がしています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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(2014.3.27)

2014年3月19日 (水)

WeiWeiさん IN 「曲集レコーディング」

「マネージャーは見た! いつものWeiWeiさん」 
第174回 WeiWeiさん IN 「曲集レコーディング」
 
 
 
4月9日はNew Album「Reborn」の発売、5月9日と22日にはその発売記念ライブ、5月25日には上海でのライブ。
更に5月下旬には、新しい曲集「WeiWei Wuuオリジナル曲集」の発売も決まりました。
 
連日、それらの準備に忙しい毎日ですが、やはり「上海音楽学院」でのライブの件は、中国でのコンサートなので、もろもろ日本国内とは事情が違います。
当然、現地とのやり取りは、私が中国語が話せないので、どうしてもWeiWeiさんが自分で連絡を取っています。
恩師の王先生(上海音楽学院の教授であり、中国では人間国宝的な存在です)にお手伝いいただき、会場との打合わせや契約事など、すべてWeiWeiさんにお願いせざるを得ず、私としては、申し訳ないと思っているのですが、WeiWeiさん自身、とても楽しみにしてるコンサートなので、契約や打合わせなど、WeiWeiさんにとって、慣れないことも多いですが、ある意味「やりがいがある」と感じているようです。
何と言っても、多くの「日本人の二胡愛好家」と一緒に、自分の母校で演奏できることは、日中友好でもあり、日本で活動しているWeiWeiさんにとって、「特別な意味」を持ちます。
王先生とのジョイントも検討中で、楽しみは増すばかりです。
 
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昨日は、5月下旬に発売予定の曲集に付属されるCDのレコーディングでした。
 
今回の曲集は、すべてWeiWeiさんのオリジナル曲です。
自分の曲を、全国にいる多くの二胡愛好家の方たちに演奏してもらえるのは、WeiWeiさんにとっての宝物で、伝統楽器であると同時に、多くの可能性を秘める「二胡」の将来に繋がると思っています。
 
収録曲目の発表はもうしばらくお待ちいただかなければなりませんが、これまで皆さんに愛されている楽曲と、新しいアルバムからの楽曲が収録される予定です。
 
ピアノと一緒に、「模範演奏」を収録したのですが、そこには、自分のアルバムをレコーディングする時とは違うWeiWeiさんが存在していました。
 
ーーー
 
何度もWeiWeiさんの「二胡セミナー」に私もスタッフとして参加して来ましたが、全く二胡を弾けない私でも、WeiWeiさんの「教え方」の巧さには、毎回感心しています。
WeiWeiさんが教えるのは、もちろん「技術」も教えますが、それよりも「音を奏でる心」を教えています。
 
今回の、曲集のレコーディングにも立ちあって、同じ事を思いました。
 
当然、二胡を習う方全員が、「プレイヤー」や「講師」になることを目指しているわけではありません。
でも、自分で楽器を手にして、自分の手で「奏でたい」と思う以上、「うまくなりたい」と思うでしょうし、「誰かに聞かせたい」と思うと同時に「自分が自分の演奏を楽しみたい」と思っていると思います。
 
増して、今回の曲集はすべて自分のオリジナル作品です。
これは、おそらく「カバー曲」の「模範演奏」より難しかったと思います。
 
自分の作品を自分の発表曲として演奏するのは、「自分の技量」で演奏でします。
しかし、曲集に収録して、二胡を習っている、多くの人達が練習するための模範演奏は、「自分の技量」で演奏してはいけないからです。
 
テンポ、表現方法、などなど、何度も演奏しながら、分かりやすく、なおかつ自分の思いを伝えられるよう、工夫しながら収録しました。
 
収録後のWeiWeiさんは、自分のレコーディングの時とは違った意味での「充実感」を感じているように見えました。
 
ーーー
 
さて、春本番。
 
八面六臂で活躍するWeiWeiさんの、日々の報告をこれからもしていきますので、ご期待ください。
ただ、最近、「閑話休題」の話題がなく、ご愛読いただいている皆さんに申し訳ないやら、自分が「つまらない」と思うやらで、なにか「やっちまったね!」という話題が欲しい、マネージャーでした(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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(2014.3.19)

2014年3月12日 (水)

WeiWeiさん IN 「RoseWoods Vol.0」

「マネージャーは見た! いつものWeiWeiさん」 
第173回 WeiWeiさん IN 「RoseWoods Vol.0」
 
 
 
今回は、先日行われた「RoseWoods Vol.0」のライブレポートです。
 
レコーディングも終了し、これからの10年の始まりとなる「Reborn」を無事に創り上げることができ、「充実感一杯」という気分で迎えたライブでした。
もちろん、今回のライブは、新しいアルバムの「Reborn」の制作とは全く違う感性で迎えなくてはいけないのですが、一つの作品を作り上げた後の「これから」という意味では、別の感性ではありますが、とても「新鮮」な気持ちでライブに望めたようです。
 
ーーー
 
会場入りし、リハーサルまでの時間、少し待ち時間があり、WeiWeiさんが私に言いました。
「リハーサルまで、時間ありますか?」
私が「まだ30分くらいありますよ」と言うと、
「じゃあ、ちょっと出かけてきます」と言って姿を消しました。
ほどなく戻ってきたWeiWeiさんに「どこに行ってたんですか?」と聞くと、
「近所に美味しそうな餃子屋さんがあったので、買いに行って来ました。」と言われました。
リハーサル終了後、いただいたのですが、確かに美味しかったのは良いのですが、楽屋に餃子の香りが漂ったのは言うまでもありません(笑)。
 
ーーー
 
当日の曲目をお知らせします。
M1.リベルタンゴ
M2.Amazing Grace
M3.JIN
M4.蒼月花
M5.<SINSKEさんソロ演奏曲>
M6.燭影揺紅<WeiWeiさんソロ演奏曲>
M7.鳥の歌
M8.今日の料理
M9.蘇州夜曲
M10.花鳥風月
M11.不夜の灯火 不夜の物語
M12.Spain
ーー
E1.チャルダッシュ
E2.賽馬
 
ーーー
 
曲目をご覧頂ければわかると思いますが、スタンダードな名曲を中心に、オリジナルやソロ演奏など、とてもバリエーションに富んで楽しいライブでした。
 
何しろ、最初の「リベルタンゴ」終了後の最初のTALKで、
WeiWeiさん「Roseで〜す!」
SINSKEさん「Woodsで〜す!」
WeiWeiさん+SINSKEさん「二人合わせて『RoseWoods』で〜〜〜す!!!」
と、その後も含めて「夫婦漫才」のようなおしゃべりでした(笑)。
 
お互いの楽器の解説や、曲目の解説など、おしゃべりも本当に楽しかったのですが、二胡とマリンバだけで奏でられる曲、コラボがとても素晴らしいライブでした。
 
私の個人的に一番印象に残ったのは、「鳥の歌」でした。
WeiWeiさんもSINSKEさんも、それぞれ自分のアルバムに収録されている曲で、チェリストのパブロ・カザルスさんが演奏した曲です。
SINSKEさんが、曲目の紹介で、
「カザルスさんが世界国際平和デーに国連で、『私のふるさとでは、鳥は、peaceと鳴きます』と言って演奏された曲です」
と説明して演奏に入りました。
 
マリンバの低音の響きと二胡のせつない音色がマッチして、「音楽で平和を訴える」という気持ちになりました。
 
ーーー
 
さて、新たな10年を歩きはじめたばかりのWeiWeiさん。
今年は、RoseWoodsだけでなく、WeiWei Wuuとしての活動に加えて、数多くのコラボを実現したいと思っています。
 
コラボは、人と人、アーティストとアーティスト、楽器と楽器、のふれあいであり、新しい可能性の追求だと思います。
中国と日本という二つのふるさとを持ち、アーティストとして、人として、一人の女性として、これからも新しい可能性を追求し続けるWeiWeiさん。
 
これからも、皆さんと一緒にサポートして行きたいとおもいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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(2014.3.12)

2014年3月 5日 (水)

WeiWeiさん IN 「RoseWoodsリハーサル」

「マネージャーは見た! いつものWeiWeiさん」 
第172回 WeiWeiさん IN 「RoseWoodsリハーサル」
 
 
メルマガにもありますが、長かったレコーディングも今日で終了です。
「マスタリング」という、CDを製品化する最終段階の作業をして、音源が工場に納品されてCDになります。
 
毎回、レコーディングの時には、「産みの苦しみ」があり、レコーディングの作業中、創り上げることの喜びと同時に、いろいろな苦労をして、最終的に仕上がった時、それは最高の喜びに変わります。
 
昨日、レコーディング自体の最終作業のトラックダウン(音色やそれぞれの楽器のバランスなどを整える作業)が終わって、WeiWeiさんが言った一言が、私には「その通りですね!」と納得させられました。
 
「これで、今夜から『いいところ』を中心に聞けますね!」
 
意味わかりますか?
 
そうです。
レコーディング中や、トラックダウンの最中は、気になる部分や、もっと別のアプローチはないか、こうしたほうが良いのでは?!、といった、自分で演奏しながら聞く人の立場で聞いています。
要するに、「変更したいところ」を探しだして、それを修正したりやり直したりする作業が多くあるのです。
「重箱の隅を突っつく」ようなことをしながら、何度もやり直したり、修正して最高の物を目指していきます。
 
しかし、その作業が全て終わったら、後は、もう「楽しむ」だけです。
その瞬間から、単純に「鑑賞作業」のみ(笑)、に変わります。
 
メルマガに曲目が発表されましたが、「WeiWei Wuuの新たな10年の始まり」となる今回のアルバムは、これまでのアルバムとは少し違った印象になる気がします。
ぜひ、CDのジャケットに書かれている「セルフライナーノーツ」を読みながら聞いていただきたいと思います。
どうして、この曲が収録されたのかなど、とても興味深く聞くことが出来ると思います。
 
もう少しお待ちください!!
 
ーーー
 
さて、タイトルの「RoseWoods」のリハーサルについて書こうと思います。
 
レコーディングと違って、ライブは「一発勝負」です。
録り直しはできません。
そういう意味では、演奏する側も、「考え方」を変えないといけない部分が多くあります。
 
それは、お客さんも同じなのかもしれませんね。
CDは何度も繰り返し聞くことが出来て、ライブはその時だけ感じることが中心になります。
 
人によって好みはあると思いますが、それぞれに「音楽の楽しみ方」があると思います。
 
 
先日のリハーサルは、ちょうどレコーディングの最中のリハーサルだったので、私としては、「両方楽しんだ」感じでした。
これまた、私の「役得」ですね(笑)。
 
SINSKEさんの迫力あるマリンバの音に、時に挑戦的に、時に対局にあるように奏でられるWeiWeiさんの二胡。
そうかと思えば、WeiWeiさんの二胡に寄り添うように、優しい音で調和するマリンバの音。
 
二胡とマリンバだけなのに、その世界観はとてもふくよかで、多彩です。
 
今回のライブを決めることになった、最初の「音合せ」の時は、お互いに「お見合い」だったのに、先日のリハーサルでは、もうお付き合いの始まったカップルのように、演奏予定の曲目を、「どうしましょうか?」「こうしましょう!」と、楽器で会話が進んでいきます。
 
聞いていて、本当に「女性らしい二胡」と「男らしいマリンバ」という感じで、合間合間に交わされる二人の会話も「夫婦漫才」のようでした(笑)。
 
 
今回のライブは「Vol.0」 です。
そういう意味では、「完成度」というより、「トライアル」という感じだと思います。
お互いのオリジナル曲、カバー曲など、いろんな曲を「トライアル」します。
でも、そこには「ライブ」でしか味わえない、「コラボレーション」があります。
これからも、「Vol.1」「Vol.2」と続いていくと思いますが、ぜひ今回の「Vol.0」を見逃さないようにして下さい。
 
ご来場をお待ちしております。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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(2014.3.5)

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