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2010年12月12日 (日)

第18回 WeiWeiさん IN 「関東の一丁残り」

「マネージャーは見た! いつものWeiWeiさん」
第18回 WeiWeiさん IN 「関東の一丁残り」

今回のテーマは「関東の一丁残り」です。


っと、その前に「閑話休題」です。

先日、どんな流れかは忘れましたが、話題の「シルク・ド・ソレイユ」の話になりました。

私がWeiWeiさんに「シルク・ド・ソレイユですね」と言うと、WeiWeiさんは
「シルクロード?!」
と言ったので「シルク・ド・ソレイユですよ」と言うと、
「シルクロード・ソイユ?!」
と、わけ分からない事を言いました(笑)。

どうやら、どうしても「シルク・ド・ソレイユ」という単語が言えないようでした。
何度か「「シルク・ド・ソレイユ」と教えたのですが、どうしても言えなくて、挙げ句の果て言ったのは、
「良くそんな言葉を言えますね~!
私には、分かりません。

『シルクロードの足湯』みたいですね~~~!!」


私は、どう反応していいのか困ってしまいました(笑)。
これは、中国出身のせいなのか、単純にWeiWeiさんだからなのか・・・。

それにしても「ソレイユ」が「足湯」は無いよな~~~、と思った私でした(笑)

ーーーー
さて、「関東の一丁残り」の話に戻ります。

みなさんは知っていますか?>「関東の一丁残り」

言い換えると「遠慮の固まり」ですね。
いわゆる、「関西」の人は、みんなでの食事の際に、自分の食べたい物は遠慮無く食べるのですが、「関東」の人は遠慮して、本当は食べたいのに、「最後の一つ」になるとなかなか手を出せない・・・
それが、いわゆる「関東の一丁残り」です。


WeiWeiさんと一緒に仕事をするようになり、初めて「今後の仕事の仕方」を相談した時の会話はとても印象深く覚えています。

寒い、少し遅めの雪の降る晩でした。
WeiWeiさんの良く行く上海料理屋さんで、いろんな話をしました。

今思い返せば、やはりお互い最初は「相当遠慮」した会話だったと思います(笑)。

しばらく、おいしい料理に舌鼓を打ちながら、お互いの考えている事、これまでの経験談など話した後、私が言いました。
別にWeiWeiさんも私も「遠慮」したわけではなかったと思うのですが、「餃子」が一個だけ残っていました。

「WeiWeiさん。こういうのをなんて言うか知っていますか?」
と私が、皿に一個だけ残っている餃子を指差して言いました。
「なんですか?」とWeiWeiさん。
私が言いました。
「こういう風に皿に一つだけ残って、誰も手を出さない事を『関東の一丁残り』って言うんですよ」
「どういう意味ですか?」
「いわゆる『遠慮の固まり』、と言うか、要するに『本当は食べたいのに、遠慮して手を出せない。それで結局、その料理は誰も食べる事なく捨てられてしまう』というような事です。
その話を聞いてWeiWeiさんが言いました。

「これから、いろんな事があると思うのですが、『アーティストとマネージャー』という関係で、『遠慮して言いたい事が言えない』というのは、良く無いと思っています。
これは、『お互いに』という意味です。
思った事、伝えたい事は、『お互い』に、遠慮しないで言っていけるようにしたいと思っています。
今聞いた「イッチョ残り」みたいに、遠慮の結果、残ってしまい、冷めて美味しくなくなってしまい、結局捨てることになるような仕事は、絶対に良く無いと思います」

ビックリしました。
実は、私も同じような事を考えていました。
できるだけ、「遠慮しないで、意見をぶつけ合いながら仕事をしましょう」という事を、「最初の会話」だからこそ、言おうと思っていたのです。


「私もそう思います。
そういう風に言ってくれて、とても嬉しいです。」
と、答えました。


結果、現在、おかげさまで「これは言えないな~」という事はほとんどありません。
もちろん、「親しき仲にも礼儀有り」。
WeiWeiさんは「感受性が豊か」なので、言うタイミングや言い方を間違えると、とてもいろんな事を考え込んでしまう可能性もあるので、それなりに気を使う事もありますが、仕事に関して、「前向き」な意見として「遠慮して言えない」という事はありません。


今も、折に触れて、普段の会話でもメールでもWeiWeiさんから「関東のイッチョ残りはしたく無いので」というセリフの後に、厳しい言葉をもらう事があります。
そんな言葉をもらうたびに、私なりの「喜怒哀楽」がありますが(笑)、私も同じように、自分の意見をきちんと考えて、ぶつけるようにしています。
それが、「良い音楽」に繋がると思っています。

ーーー
大陸的な一面と、とても繊細な面が同居しているWeiWeiさん。
だから、いろいろなバリエーションの音楽に、柔軟に対応して行く事が出来るんですね。

 
♪♪♪♪♪♪
 

(2010.12.12)

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