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2010年10月11日 (月)

第11回 WeiWeiさん IN 「万博-3」

「マネージャーは見た! いつものWeiWeiさん」
第11回 WeiWeiさん IN 「万博-3」

前回の続きです。

前回は、今回の上海のもう一つの目的=黄浦江でのクルージングの事をご報告しました。
さて、いよいよ万博当日のご報告です。

当日、ツアーの方、現地参加の方、スタッフ等全員が午前11時に万博の第4ゲートに集合しました。
事前に聞いていたよりは、入場ゲートのチェックは厳しくありませんでした。
なにしろ、「万博に入場するには、飛行機に乗るよりも厳しいチェック」と聞いていたので、二胡はもちろん、コンサートに使用する機材から化粧品に至るまで「事前申請」が無いと入場出来ないと言われていましたから。
もちろん、煙草のライターなど問題外との事でした(実際入場してみるとみんな普通にライターで火をつけて煙草を吸っていましたが・笑)。

とにかく暑い一日でした。
建物の中はもちろん涼しいのですが、会場は何しろ広いので、ちょっと何かするにも相当な距離を歩く必要があり、しかも暑かったので体力の消耗が激しかったです。

譜面台が無かったり、用意していたキーボードが演奏出来ないほどでは無いけれど少し壊れていたり、なにしろ日本語は通じないので、リハーサルの進行に多少手間取ったりの問題はありましたが、それほどの困難も無く順調に準備は進行して行きました。

しかし、間もなく王先生と一緒に演奏するリハーサルに入る少し前の事でした。
「王先生用の二胡が無い!」
という事に気付いたのです。

前述のように、とにかく「持ち込み機材」に関してのチェックが厳しいので、二胡も事前申請していました。
王先生の入場がスムーズにいくように、王先生ご自身の二胡ではなく、WeiWeiさんのお父様の二胡を王先生に弾いて頂く予定だったのですが、今回の一件で、急遽日本人がステージに上がる事が出来なくなり、WeiWeiさん用の二胡以外持ち込まなかったのです。

焦りました。

そこで、今回、ツアーから現地とのやり取り等で大変お世話になった、心弦二胡教室の講師でもあり、中国語の話せる横関さんにお願いして、横関さんの二胡をホテルまで取りに戻ってもらう事にしました。

結局、横関さんが頑張ってくれたおかげで、なんとか王先生とのリハーサルもなんとか無事に出来ましたが、なにしろ広い万博会場。
コンサートの会場から入退場ゲートまで早足で歩いて10分以上かかります。
横関さんは大慌てで「コンサート会場~ゲート~タクシーでホテル~二胡を持って~タクシーで万博会場~ゲートから走ってコンサート会場」という移動をこなしたのですが、何しろ暑かったので、戻って来た時には、申し訳なく思うと同時に思わず笑ってしまうほどの大汗でした。
しかも、帰りのタクシーで自分のケータイ電話を忘れてしまうと言う「おまけ」までついてしまいました。(ちなみに、ケータイ電話は見つかりませんでした)
本当に申し訳なく思っています。
この場を借りて横関さんに再度、お詫びとお礼を申し上げます。


コンサートの本番はとても素晴らしいものになりました。
日本からの参加者50人との合同演奏があれば、更に素晴らしかったと思うと残念でなりませんが、中国の方々からも大きな拍手をもらう事が出来ました。
MCも全部中国語だったので、全ては分かりませんが、会場から笑い声も出て、中国の方に受けていました。(後日譚ですが、「日本で活動してる」と言えないので「海外で活動してる」と言っていたそうです)
特に、『阿美族舞曲』や『賽馬』といった中国の伝統音楽曲だけでなく、『Spain』や『チャルダッシュ』といった名曲、そしてなにより『新世界』『衡山ネオン』『空~Kuu』『天使の子守唄』等のWeiWeiさんのオリジナル曲で大きな拍手をもらった時(私のそばで見ていた若い中国人女性が、楽しそうに見ていて)、とても嬉しく思いました。


終演後、日本語の話せる万博関係者から「素晴らしい!!」と握手を求められました。
しかも「中国の公安関係者のみんなも素晴らしいと言っていましたよ」と言われました。
実は、一般のお客さんに混じって、多くの「公安関係者」の方も「不測の事態」に備えて「私服で」コンサートを見ていたようでした。

余談ですが、唯一ステージにあがった日本人=ピアニストの塩入さんを、WeiWeiさんは「ピアニストのイェンイェン(塩塩)さんです」と紹介しました(なにしろ、「日本人がステージにあがってはいけない」ということが今回の条件だったのですから)。
後日塩入さんから聞いたのですが、終演後、日本から参加したある人から、変な日本語で「アナタ、ピアノ、スバラシイ!」と言われて、普通に「ありがとうございます」と日本語で答えたら「え?! 日本語しゃべれるんですか?!」と言われたと笑っていました。


終演後日本から参加した皆さんと会場で乾杯をし、記念撮影をして会場を後にしました。
いろいろとありましたが、とにかく「アーティストWeiWei Wuu」が、その歴史に残る貴重な一歩だったと思っています。

万博会場を後にする時、ライトアップされとても綺麗な多くのパビリオンを見ながら、悔しさと達成感が絡み合って、複雑な気持ちで帰路につきました。

ーーー
長くなりましたが、これで「上海万博」のご報告を終了します。
次回の「マネージャーは見た」をお楽しみに。

 
♪♪♪♪♪♪
 

(2010.10.11)

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