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2010年6月

2010年6月22日 (火)

第7回 WeiWeiさん IN 「レコーディング4」

「マネージャーは見た! いつものWeiWeiさん」
第7回 WeiWeiさん IN 「レコーディング4」

このシリーズ、思った以上に長くなってしまいましたね。
今回はマネージャーによる楽曲解説です。
と言っても、お聞き頂く皆様には自由に聞いて頂きたいので、「余分な事言うな!」と思われないように注意します。

と、その前に、閑話休題、WeiWeiさんの「変な日本語」シリーズを一つ・・・。

先日、ある件でメールのやり取りをしている時の事です。
WeiWeiさんが、どうしても気になる事があり、その事を私にこう伝えて来ました。
「それを考えると、立っても寝てもいられない!」
私は一瞬、「???」でしたが、すぐに分かりました。
「居ても立ってもいられない」ですよね?!(笑)

いろいろと忙しい日々を送っていますが、それを読んだ瞬間「一服の清涼剤」のように清々しい気持ちになりました(笑)。

さて、本題です。

マネージャーによる楽曲解説

『愛の肖像』
この曲は、昨年(2009年)の9月に実施された恵比寿の天窓でのライブの1曲目として作られました。
初日を「上海編」二日目を「東京編」として、2daysの曲目が全て違うというライブが行われたのですが、2日ともオープニングの1曲目を二胡と雰囲気作りのシンセの音だけで演奏しました。
その時の2日目「東京編」のオープニングを飾ったのがこの曲です。
物事は全て、見る角度によって見え方が違う。
まして、「愛」は一通りではない、というのがこの曲のベーシックに流れるテーマです。

『Back to the・・・』
アルバムのタイトルチューンです。
本文にも書いたので、ここでは多くを書きません。
ぜひ、皆さんの『・・・』を思いながら聞いてみて下さい。

『空~Kuu』
世界で最も変化の激しい都市「上海」。
WeiWeiさんの思う「懐かしい上海」と「今の上海」は大きく違う、でも、どこかに「郷愁」の漂う愛すべき「上海」。
その「上海」へのオマージュを、皆さんの思う「上海」と比較してみるのも面白いのでは?!

『アルハンブラの思い出』
今年1月に行われた「コットンクラブ」でのライブに演奏しました。
この日のライブは「My Favorite Standard」とタイトルされたライブで、自分の好きなスタンダード曲を演奏するという企画でした。
以前からこの曲を弾きたいと思っていた、WeiWeiさんお気に入りの哀愁漂うメロディを、鳥山さんの素晴らしいアレンジでお楽しみ下さい。

『ガラスの海』
去年の3月に出来た曲を、ライブで演奏しました。
このメルマガを最初から読んでいる人は分かるかも知れませんが、実はレコーディングしたい曲をまずライブで演奏して、その中から更に絞り込んで今回収録しました。
その1曲がこの『ガラスの海』です。
この曲を聞いて、皆さんはどんな海を想像しますか?

『冬』
去年1月に誕生した曲です。
実は、『春』『夏』『秋』もあり、去年の9月の『天窓』では「組曲」として全曲演奏しました。
その中でも、この曲はライブでの演奏上メンバー間での呼吸を合わせるのが難しい部分があり、最初の頃はそれこそ「冷や汗もの」でした!
今回、尺八の藤原道山さんにご参加頂き、二胡と尺八のコラボレーションが最高に素敵です。

『リベルタンゴ』
言わずと知れた名曲。
数年前からWeiWeiさんのライブでは演奏する機会も多い曲です。
去年の六本木STBではアコーディオンのcobaさんと一緒に演奏しました。
今回は、本家の「バンドネオン」の小松亮太さんにご参加頂き、アルゼンチンと中国という地球の真逆のコラボレーションとなりました。
それぞれの楽器の持つ「音」の力と、WeiWeiさんと小松さんの「バトル」とも言える素晴らしい掛け合いと、最後の二胡+バンドネオン+ギター+ピアノという「超難しいユニゾン」をご堪能下さい。

『再会の記憶』
以前は『風のように』というタイトルで演奏されていた曲です。
今回のプロデューサーでもある武部聡志さんと二人だけの演奏。
武部さんの演奏するピアノとWeiWeiさんの演奏する二胡が、この曲の持つ「意味」を表現しています。
ぜひ、CDのジャケットを見て、そこに書いてある文章をお読み頂き、この曲の世界観に浸ってみて下さい。

『スイート・アドベンチャー』
WeiWeiさんの見た「夢」から出来た曲です。
というか、夢の中で作った曲です。
いったいどんな夢を見ているんだろう、と興味のある方は2009年6月9日のWeiWeiさんのブログをお読み下さい!

『ヴォラーレ』
この曲も今年1月のコットンクラブで演奏した曲です。
選曲して行く中で、「『ベスト・オブWeiWei Wuu』の割には、明るい曲が少ないね」という話題になりました。
そうです。WeiWeiさんは基本的に「明るい人」なので、なにか「能天気に明るい曲を入れましょう」、という事になり、この曲が選ばれました。
夏場の明るい日差しの中、乾いた喉を潤すビール、という感じでしょうか?!

『木の下で』
今年は万博イヤー。それも、開催は「上海」です。
WeiWeiさんも9/20に上海万博でコンサートをしますが、この『木の下で』は万博をイメージするような曲です。
しかも、生まれて初めてヴァイオリンで作った曲!!
二胡とヴァイオリン、一人二役のこの曲。ルーツが同じ二つの楽器が、見事にハーモニーを奏でています。

『天使の子守唄』
去年の夏、突然「子守唄を作りました!」 とWeiWeiさんに言われました。
言われたのは横浜。森山良子さんのコンサートを見に行く時の事でした。
本当に偶然の出来事ですが、武部さんとアレンジの打合せをしている時に、「この曲はオートハープを入れたい」という事になり、ぜひ森山良子さんにオートハープと天使の歌声をお願いしようという事になりました。
「縁」というものを感じると同時に、森山さんの天使の歌声と二胡の奏でる「優しさ」をご堪能下さい。

―――

この「WeiWeiさんIN レコーディング」というシリーズのメルマガ、本当はレコーディングの時のエピソード的な事を書こうと思っていたのですが、そこまでたどり着く前に、明日にはCDがリリースされます!!
レコーディングの時のエピソードは別の機会にまた書きますね!(お許し下さい)


さてさて、長くなってしまいました!!

次回からは、また「いつものWeiWeiさん」をお送りする予定です。
お楽しみに!!

 
 
♪♪♪♪♪♪
 

(2010.6.22)

2010年6月12日 (土)

第6回 WeiWeiさん IN 「レコーディング3」

「マネージャーは見た! いつものWeiWeiさん」
第6回 WeiWeiさん IN 「レコーディング3」

<前回の続きです>

WeiWeiさんの曲の作り方として特徴的なことが一つあります。
それは、曲を作る時、ほとんど「二胡」を意識していない、という事です。
分かりづらいかも知れませんが、WeiWeiさんが曲を作る時に、「二胡で弾く時にこのメロディは弾きづらい」といったような、制約をいっさい考えずに作るのです。
以前こう言っていました。
「私は曲を作る時に、『二胡の曲』を作っているつもりはまったくありません。作った曲を二胡で弾いているだけの話です。」
その結果、演奏の際に苦労するのは自分なのですが、それよりも「表現したいメロディ」を大切にしているので、その苦労自体、WeiWeiさんは楽しんでいるのかも知れませんが(笑)。

少しそれとは違いますが、今回収録された『木の下で』という曲は、子供の頃からずっと習って来たヴァイオリンで作られ、レコーディングでもヴァイオリンも弾いています。

ーー

まず、『Back to the・・・』と『空~Kuu』という2曲が、アルバムに収録される事が決まり、その後まだレコーディングされていない未収録曲、新たに出来た曲、そして、ぜひ収録したいスタンダード曲など、全部で100曲近い曲目から残りの10曲を選びました。
「ベスト・オブWeiWei Wuu」にふさわしい曲、言い換えれば「今のWeiWei Wuuにとって、もっとも発表したい曲、発表すべき曲」を選びました。
かなり大変な作業でしたが、それも本当に楽しい作業でした。
そうして、侃々諤々、やっと全12曲が決まったのですが、ある日発売元のレコード会社であるソニー・ミュージックジャパンインターナショナルで打合せをしていた時の事でした。
ソニーの担当者が、いきなりこう言いました。
「ボーナストラックで『仁』のテーマ曲入れませんか?」
もちろん、ビックリです。

ご存知の通り、大沢たかおさん、中谷美紀さん、綾瀬はるかさんといった豪華メンバーの出演した、TBS系ドラマ「仁-JIN-」は、非常に高視聴率を上げ話題になったドラマです(ちなみに、来年4月から続編が決定しましたね!!)。
もちろん、このメルマガの読者の方は皆さんご存知だと思いますが、そのメインテーマで二胡を弾いているのはWeiWeiさんです。

私は大賛成でした。
「ボーナストラック」という響きも最高だと思いませんか?(笑)
全12曲の「ベスト・オブWeiWei Wuu」に「ボーナストラック」で「仁」のテーマ曲が入ったら、とても、贅沢な気分になれます。
すぐにWeiWeiさんに相談したら、大賛成してくれました!

そして、いよいよ具体的なレコーディングの日程決めに入り、3月からレコーディングに突入しました。
アレンジの打合せ、音固め等々をしていく中で、プロデューサーの武部さんから、まず、ゲストプレイヤー兼アレンジャーとして鳥山雄司さんの名前が出ました。
鳥山さんはご存知の通り、TBS「世界遺産」のテーマ曲や松田聖子さんの曲のアレンジ等々でおなじみのギタリストです。
そして、それぞれの楽曲のイメージを話して行くうちに、さらにアレンジ上、こんな楽器、あんな楽器の音が欲しいというように話が広がり、ゲストプレイヤーとして尺八の藤原道山さん、オートハープ&バックグラウンドヴォーカルで森山良子さんというお名前も登場し、お願いしてみようということになりました。
また、鳥山さんから「『リベルタンゴ』をやるなら矢張りバンドネオンでしょう!」ということで、以前鳥山さんがプロデュースされた事のある、日本のバンドネオンの第一人者の小松亮太さんにもお声がけし、皆さん快く参加してくれました。

結果、とても豪華な面々に参加して頂き、しかもボーナストラックまで入った全13曲のアルバムのレコーディングに3月12日から入ったのでした。

続く

(このシリーズ、長くなってしまっていますね・・・すいません。なんとか、発売日までに「曲解説」までたどり着ければ良いのですが・・・)

 
 
♪♪♪♪♪♪
 

(2010.6.12)

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