ウェイウェイさん IN 「えんがわ音楽祭本番」
「マネージャーは見た! いつものウェイウェイさん」
第609回 ウェイウェイさん IN 「えんがわ音楽祭本番」
今回は、一昨日実施された「えんがわ音楽祭」のレポートです。
今年で10回目を迎えた「えんがわ音楽祭」。
とても風情のある、奈良県天川村の「洞川温泉」でのイベント。
ウェイウェイさんは2016年の第2回に出演以来9年ぶりの参加でした。
昼間に、村立記念館前の広場にての渡辺真知子さんや藤沢ノリマサさんたちとのコンサートがあり、ウェイウェイさんはそちらで演奏後、タイトルに有る「えんがわ」での演奏でした。
9年前の時もそうでしたが、屋外に響き渡る二胡の音色は、とても風景とマッチしていて、素晴らしいものでした!!
雨模様だったのですが、本番開始前には雨もあがり、標高が高いので少し肌寒い陽気でしたが、おおいに盛り上がりました!
――
村立記念館前での演奏が終わり、大急ぎで旅館街に移動し、すぐに「えんがわ」での演奏でした。
昨年の模様はオフィシャルHP(https://www.capital-village.co.jp/pickup/?p=8626)を見ていただければ、どんな雰囲気なのかは分かると思いますが、狭い道路を挟んで、両側に軒を連ねる温泉宿。
そして、そのえんがわでライブが実施されます。
滅多にありえないシチュエーションでのライブなので、特別感があります。
村立記念館でライブを見た方たちが、こぞって訪れて、その雰囲気を楽しみ、盛り上がります。
とても、お客さんが近いので、ウェイウェイさんもテンションが上ります。
普段は、演奏前にTALKするのは珍しいのですが、とにかく、つい先程まで別の場所で演奏したのに、すぐに移動しての演奏。
ウェイウェイさんは、二胡にマイクを付けるだけで「演奏態勢」に入れますが、伴奏していただいたギターのYUTAKAさんは、セッティングなどに時間がどうしてもかかってしまいます。
それもあって、いきなりウェイウェイさんが話し始めました!
「こんばんは〜!
まだ準備に時間がかかるので、少しおしゃべりしてもいいですか〜?!」
もちろん、お客さんは大喜び!!
えんがわで演奏することの感想や素晴らしいシチュエーションの事に触れた後
「さきほどのステージで言い忘れたんですけど、この楽器は『いっこでも二胡』で〜〜〜す!!」
もちろん、お客さんは大ウケ!
ウェイウェイさんの定番のセリフですが、知っている人も初めて聞く人も、大爆笑と大きな拍手でした!!
――
そして、ギタリストの準備も整い、まずは、「SPAIN」を演奏しました。
夕闇の迫る温泉街に響く二胡とギターの響き!
見ている方の中には、温泉宿の浴衣姿の方もいて、提灯の灯りもマッチしていましたよ!
続いて演奏したのは「JIN」でした。
もちろん、「じ〜〜んと来る曲」という「定番」で紹介してからでした。
その時にハプニングが!
温泉街の狭い道路なのですが、当然、このイベントの最中は「車両通行止め」になっているのですが、たまたま、というか役場関係のマイクロバスが、なんらかの事情があったのか、道路を塞いでいるお客様たちを分けるように通過!
もちろん、事故など起こらずに無事に通過したのですが、さすがのウェイウェイさんは、途中で演奏を中断すること無く、何事もなかったように演奏し続けて、終了しました〜!(爆)
演奏後のTALK。
「私も長年、演奏活動を続けていますが、演奏中に眼の前をバスが通過したのは初めての経験です〜〜〜!!!」
お客さんは大爆笑。
でも、本当にアットホームで、バスが通過したのも「演出」のようにしてしまうウェイウェイさんはさすがでした(爆)。
その後は、ア・カペラで演奏。
ウェイウェイさんが、「なにか聞きたい曲はありますか?」と聞くと「蘇州夜曲」のリクエスト。
すぐに、「蘇州夜曲」と「荒城の月」を無伴奏で、メドレーで演奏しました。
続いて演奏したのは、ゲストにクロマチックハーモニカの「山下伶」さんをお呼びして、ギターとのトリオで、「スカボロー・フェア」と「Toss The Feathers」を演奏しました。
どちらも、素晴らしいコラボとなり、大感激で終了しました。
終演後には、サイン会。
しかも、えんがわに腰掛けて、隣にお客さんも座ってという、とてもレアで楽しい時間でした(笑)。
さらに、ウェイウェイさんは、次の「えんがわ」(数軒先の別の旅館のえんがわ)での演奏がその山下伶さんで、そちらにゲストとして「リベルタンゴ」を演奏しました。
これまた、迫力のある演奏で、大盛りあがりで全て終了しました。
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朝から、記念館前でのリハーサル〜天河大弁財天社参拝〜本番〜えんがわでの演奏☓2と、場所やシチュエーションを変えてのバタバタでしたが、どれも楽しく、思い出になる一日となりました。
そして、さらに、その日のうちに東京へ戻るという、だいぶハードなスケジュールでしたが、また機会がありましたら、ぜひ参加したいと思いました。
お楽しみに!!
(2025.10.22)


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